政界進出を夢見るYouTuberヒカル氏の発言、何というか、夢見るのは自由だが、それを口にする段階での軽率さに唖然とさせられる。本当に彼が語る「圧倒的なリーダーシップ」とは何なのか?政治参加を啓発したいのか、ただの注目集めなのか、その境界線が見えない。もちろん、若者の政治参加自体は喜ばしいが、これを本気で受け止めているファンの多さには疑問符がつく。
確かに、日本の政治には刷新が必要だが、ヒカル氏が語る「頭の良さ」や「影響力」がリーダーとなるための必要条件なのか。その考え自体が甘すぎる。政治とは、言葉だけでなく、行動と結果が伴わなければならない。今の時代、ただの知名度で政治家が務まるものではない。短期的な人気ではなく、長期的なビジョンと実行力が求められる。
一方で、もしもこれが単なるパフォーマンスであるならば、それもまた問題だ。SNS社会において、発言の影響力は絶大だが、それが世論にどんな影響を与えるのか、少し無関心すぎる感が否めない。
ではここで問いたい、政界の刷新のためには知名度か、実力か?期待をかけるべきは熱い言葉か、冷静な行動か?
コメント:
政治家としてのヒカル氏の資質には疑問が残るが、自分を宣伝する力と行動力は認めざるを得ない。
だがそれをもってリーダーと呼ぶには説得力が不足している。
若者の政治参加、その意識を変えていくことは良いが、実際の政治にそれが貢献するのか、一度立ち止まって考えてみた方がいい。
政治の世界はヒカル氏にとって夢であるべきではない。そこに必要なのは、夢と現実の厳しい区別だ。
ユーチューバーと政治、SNSの影響力で選ばれたとしても、政治家に求められる資質は別物であると、どうしても考えてしまう。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bd8ae8f98a3510c5d316fb0a006eb8d8d5bbd6ee,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]