最近の「水曜日のダウンタウン」の問題は、いかに視聴者を驚かせるかに執念を燃やし、その過程で人の心を軽視しているように見えるところです。この番組は、視聴率や話題性を追求するためならば、どんな手段も辞さないという印象すらあります。しかし、それが許されるとでも思っているのでしょうか。
遠野なぎこさんの事件を受け、番組への批判が集まっているのは、もはや当然の帰結と言えるでしょう。何故なら、生真面目な遠野さんが過激なドッキリに巻き込まれた結果として生じた矢口真里さんとの絶縁は、彼女の人生において重大な影響を及ぼした可能性が否定できないからです。それにもかかわらず、一部の視聴者は「面白ければ問題ない」というスタンスを貫こうとしているようです。
そもそも、ドッキリ企画は、人間関係を壊すリスクを伴う危険な遊びです。その過程で交わされた言葉や感情は、ドッキリだとわかった後でも、時に心の傷として残り続けます。それが笑いとして許される限界を超えたとき、視聴者は「これが本当に良いエンターテイメントなのか」と立ち止まって考えるべきではないでしょうか。
ドッキリは視聴者に笑顔を提供する場面も少なくないですが、その裏に潜む危険性を、皆が無視し続けることは許されないと思います。
それでもなお、ドッキリの面白さにどれほど価値がありますか?
以下に、いくつかの視聴者のコメントを紹介します。
1.「私もドッキリ嫌いです。サプライズも苦手。人を驚かせて楽しませたい気持ちは理解しますが、苦手な人もいるということを知ってほしい。同じ女として全く笑えなかった。」
2.「番組の趣旨を聞いたうえで参加されたのではないでしょうか?少なくともマネージャーもいたのですから、まったく知らなかった訳ではないと思っています。」
3.「本当に親友だと思うのなら、仕事のネタには使わない。自分の損得の為に友人を使ったら、友達を無くすよ。絶対にしてはダメだよ。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2513d0330b371f4cda24045c2681f7cb840220,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]