この問題、じわじわと身近に迫ってくるような感じがある。賃金の減少が続く中で、飛び抜けた年収を誇る職業が存在することは知っているが、一体何を基準に人々の価値が決まるのだろうか?航空機操縦士が1位となっているけど、あのストレスと健康管理を考えると、本当に魅力的な職業と言えるのか疑問だ。年収ランキングは数字でしかないが、その裏には人々の生活や健康が絡んでいる。
独占資格を持つ職業は上位にいるが、介護職員や清掃員はまだ苦しい状況にある。職業に貴賤はないといわれるが、賃金格差はまさに存在している。これを「努力」で片付ける人もいるが、努力のためのリソースが圧倒的に異なる場合、果たしてそれは公平と言えるのだろうか?
航空機操縦士や医師、歯科医師も、それなりのリスクやストレスがついて回る職業群。給料だけを見て「高給取り」とするのは、表面だけを見ているに過ぎない。仕事の価値は金銭だけで測れるものではないという議論はよく聞くが、実際のところ、それに対して誰が異を唱えるだろうか?
格差が生まれる社会で、何を基準に価値を判断すべきか。一方で、パイロットの友人が健康に気をつける姿勢に何か教訓があるように思える。この年収ランキングを見て、私たちは何に注目すべきか判断を迫られるのではないでしょうか。
価値とは何か。何を犠牲にすれば人は“価値ある人間”といえるのか、あなたならどう答える?
以下は読者のコメント。
賃金格差問題は単にそれぞれの努力の結果だけでは片付けられないと感じます。個々の職業で要求される技術やスキルが異なるのは当然で、それらに投資できる環境が整っているかどうか、そしてそれが転職などの選択肢につながるかどうかが重要なんだと思います。
最近の所得格差の問題は単に金銭の問題だけではないと思います。人が生きる価値や生活の質を考慮すべきで、収入だけでその職業の全てを評価するのは非常に浅い考え方だと思います。金だけでは測れない何かがあるはず。
航空機操縦士の1位は驚きではないが、健康リスクの面を考慮するとこのポジションにいることが本当に幸せなのか疑問だ。本来これは生涯年収で見るべきな問題ではないか、年収だけで仕事を評価するのは誤りだと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8734efe1a32b471a4eb26baf6e9d232dec2ab7fe,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]