東京都の不動産市場について語る時、価格の浮き沈みを駅の属性で予測するのはあまりにも単純すぎるんじゃないか。確かに多摩モノレールや日暮里・舎人ライナー沿線の不便な駅がワーストに入る理由は理解できる。でも、それは本当に人口減少と直接結び付けて考えられるのか。少なくとも、立川や八王子などの中央線沿線が、都心からの距離に関わらず、地域の魅力を維持している例もある。価格の動きはもっと複雑な要因によって決まるのでは。
一部の駅が不人気なのは事実だが、それらが抱えている問題に実際に住んでいる人々はどう感じているのか。例えば、交通手段の多様性や地域の利便性、地価の動向以外の要素もあるはず。単に利便性だけで評価するのは片手落ちかもしれない。むしろ、その地域の持つ歴史や文化、住民のコミュニティの力も考慮に入れるべきだ。そのような観点でみると、不動産市場の予測に関する現行の指標の限界も見えてくる。
果たして、これからの東京西側は不動産の価値が下落する運命なのか。それとも新たな魅力を見出して復活する可能性があるのか。地域の"魅力"という曖昧で独特な要素が、価格変動を左右する時代が来るかもしれない。このまま賃貸物件の価格が下がり続ける状況が続くのか、それとも新たな風が吹き込むのか、あなたはお断然してどちらを信じる?
選んだコメント:
横田基地周辺の街は結構好きだけどね。ドンキあるしジョイフル本田あるし、何よりも23区内には少ない店は沢山ある。むしろ不動産価格(家賃)が高くて出店が難しいようなお店でも、都下なら出店している店は多い。地方に住む人には東京都全域で想像できないだろうけれど、地元の方が安心だ。
私は神奈川生まれで東京の西側とは元々あまり縁がありませんでしたが、結婚を機に中央線沿線や多摩モノレール、京王線を使う機会が増えました。多摩モノレールに先日乗った時に思ったのは想像以上に利用客が多かったことです。立川や高幡不動、多摩センターなど主要乗換駅も多く、アウトレットもありベットタウン周りの商圏として安定しているイメージです。大学が多いことから学生の一人暮らしも多く、老若男女問わず住みやすい地域ではないでしょうか。
多摩都市モノレールは故郷ではないが、景色がのどかで好きでした。東日本大震災発生直後に他の鉄道会社が全滅していた中、唯一動いている姿を見てびっくりした記憶があります。都会の喧騒を逃れて、風光明媚で気の利いた場所であることを考慮すれば、自分の人生の一部によい影響を与えた場所だと言える。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/81ddd514c0b5d0dee189eb35732056a777146e12,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]