さて、この地震観測システムの障害発表について、本当に"大事なのは初動の対応が各個人が出来るかだ"というコメントに尽きると思う。12秒の遅れが生死を分けるかどうかが話題になっているが、正直なところ地震速報が届く18秒間で何ができるのか?机の下に隠れるか、それとも屋外へ逃げるか?現実的にはほとんどの人がパニックになるか無為に過ごしてしまうのではないか。結局、自分の命を守るのは自己責任なのだ。「たかが12秒、されど12秒」と述べた人もいるが、その心意は確かだ。それだけの時間で新幹線が緊急停止するかもしれないし、津波の被害を避けられる場所まで移動できるかもしれない。しかし、市民生活にはさほど大きな影響はないことを考えると、予想が困難であることを承知の上で、この問題をどれだけ優先するべきかは謎だ。もしこのシステムが完全に機能しない状態ならば、何を基準にして予算と対策を打つべきなのか?
さて、そもそも我々はこのシステムをどれだけ信用するべきか考えなければならない。直せない理由を明示しない政府が、新たな欠陥を隠している可能性はないだろうか?12秒の差で命の危機が増えるのならば、それに対する行動を本当に取る環境が整っているのか疑問だ。やはり政府の最初の手段は責任転嫁で、あえて修復せずに我々に自己防衛を促すつもりなのか。情報を頻繁に発信するためにシステムが損傷を受けた可能性もあるが、そんな破綻した仕組みで誰を守れるのか。
それが問われるのは、12秒遅れてもし大地震が訪れた時なのだろうか?
結局のところ、あなたならこの12秒をどう考えるか?
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たかが12秒、されど12秒。新幹線なんかは制動時間を考えるとそれなりに影響ありそうですよね。南海トラフなら揺れたら即避難しないと間に合わないだろうから12秒は大事だな、もっと大事なのは初動の対応が各個人が出来るかだ。観測出来ない時に限って大地震が意図的に発生する可能性はあり得る。故障だけでなくサイバー攻撃かも知れない。引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e3b3b827dd67fed44be04d1396dc07915bac4d63,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]