「自主防衛は必要だ」という意見がありますが、それを聞くたびに、私は違和感を覚えます。自己防衛というのは、まるで私たちが孤立無援の状態にいるかのように話される。しかし、本当にそれが正しい選択なのでしょうか?
現代社会は複雑、多国間の協力なくしては成り立たないのが現状です。一国で全ての課題を解決できるなんて幻想に過ぎません。日本が何かあれば、本当に他国は手を貸してくれないのでしょうか?それこそが問題の核心です。他国に頼る・頼られる関係をどう築くかが、日本外交の肝であり、自主防衛論だけではその答えを出せないのでは?
さらに、防衛力を強化することが即ち平和を守る手段になるわけではありません。強化が新たな対立を招くリスクを考慮するべきです。武力を誇示することで平和を維持しようとする試みが、いつまで続けられるのでしょう?歴史はその限界を何度も示してきたはずです。
皇室についての議論もまた、時代錯誤の感が否めません。伝統を変えることは容易ではありませんが、それが「根本的な解決策」となるのかどうかを考えるべきです。女性の皇位継承を認めることが解決策とする意見も、ただの表面的な変更でしかないかもしれない。
あと、候補者について言えば、政策を明確にしている人には票が集まりやすいという現実も見逃せません。
山尾氏が無所属での出馬を選んだのも、自身の意見をより広く伝えたいからかもしれませんが、本当に選択肢が限られているこの状況で、それが最善策なのでしょうか?
防衛政策において、自主防衛を強く主張することで、日本の未来は安心して築けるのでしょうか?それとも、国際協力と国内整備がより重要な柱となっていくのでしょうか?
【コメント】
皇室の制度を変えるだけでは問題解決にはならないと思います。女性だけが男の子を産む重圧に耐えなければならないのはおかしいし、皇室が安定するためには男女平等の視点が必要。伝統を維持しつつも、今の時代に合った制度改革が求められているのでは?
自主防衛を強化することは一見魅力的ですが、防衛予算をどこから捻出するかを考えると、現実的にはかなり厳しい。震災復興や少子化対策への予算を削ってまで防衛力を強化する価値があるのか?そのバランスは常に議論が必要でしょう。
女性天皇については賛否両論あるけれど、皇室が男系に固執することが本当に国益に繋がるのかは疑問。過去には女性天皇も存在したわけで、その歴史を踏まえた上で、現代にどう対応するかを熟考する時でしょう。それこそが、伝統と革新の両立ではないかと思います。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/35f3eb78d69b94032f37e41a4667a931f1747b4f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]