SNS上での場所取り争い、実に現代的である。石丸氏が自分の「思い入れ」で場所を譲ってほしいとお願いする姿勢は、交渉力の欠如を感じさせる。対照的に、安野氏の対応は極めて理性的で、既に事前に告知されていたことを強調するなど、抜け目ない準備が伺える。今回のやり取りで明らかになったのは、政治がエンターテインメント化しているという現実だ。パフォーマンスやコンテンツとしての「公開交渉」は新しい時代の特徴といえるが、本質の政策よりも「場所取り」や「交渉術」が焦点になっているのは少し虚しいものだ。
正直、石丸氏が何故SNSでこれを公開したのか、その意図が気になる。選挙戦の終盤にあたるこのタイミングで注目を集めたかったのか、または支持層へのアピールを意図しているのか。しかし、このやり取りが政策の議論とはほど遠く、実際の政治のあり方を示すものではなく、ただのエンタメとして受け止められている現実がある。果たして、この流れの先に待つのは政治の進歩なのか、それとも単なる娯楽として消費されるものなのか。
石丸氏、安野氏、いずれも政治への情熱を感じさせるが、最後の演説の場所にそれほどの意味があるのか。そのこだわりがどれほど有権者の心を動かすのか。
本当に必要なのは場所ではなく、内容ではないだろうか?二人が目指すべきは、「どこで話すか」ではなく「何を伝えるか」だろう。それを考えると、このやり取りは単なる場所取り争いの枠を超え、もっと根本的な問題を浮かび上がらせているのかもしれない。
さて、政治のエンタメ化が進む中、我々有権者は何を重視すべきなのか?コメント選:
コメント1:チームみらい安野さんの返信をみると、チームみらいのほうは事前に関係各所にも、他党にもきちんと連絡されていたみたいですね。なので、ここはチームみらいの提案通り時間をずらすか、再生の道が他の場所にするのが妥当だと思います。今後もこういったやり取りが増えると良いですね。
コメント2:相手に場所を明け渡してほしい理由が【東京駅への思い入れ】って...交渉力も調整力もないんだなあ(そしてまた人のせいにするんだろうなあ)。逆に安野さん、人の良さに付け込まれるんじゃないかと心配だったけど、隙を与えないほどの入念な準備、素晴らしいです。今回で評価が上がった。
コメント3:石丸さん東京駅は思い出の地だろうから、応援してた支持者達は国民民主党&参政党に逃げちゃったのかなあ。再生の党は再生する前に解党しちゃうのだろうね。それにしてもネット戦略での支持者の流動化激しいなあ。それが現代の選挙の現実だと思わざるを得ない。
コメント4:普通の社会人ならこんな連絡の仕方はない。石丸氏はもと銀行員らしいですが、会社とかでこんなことしたら即刻厳重注意ですよ。
選挙手法に著作権なんて無いのに自分達が優位で一番だと言わんばかりのやり方が再生の道の考えなのでしょうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/28387522e584da05e685c1a9be5c67d288ec38bc,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]