いやはや、小泉農相の発言を見ていると、ついツッコミたくなる。「農家の収入増加」を謳いながら、実際にどうやってその目的を達成するのか、具体的なビジョンが見えてこないのはどうかと思います。買い取り方式を拡大すれば農家が喜ぶと思っているのでしょうが、現実はそんなに甘くないことを理解しているのでしょうか?
まず、買い取り方式で全ての農家がハッピーになると考えているなら、それは大きな誤算です。生産者は、JAがリスクを取ってくれるなら安心と思うかもしれませんが、そのリスクの負担はどこに行くのかが問題です。農家支援という名目でリスクを移し替えたところで、最終的に誰がその「負担増」の尻をぬぐうのか?リスクが高まれば、そのコストは当然消費者に跳ね返ってくる。結局、消費者の財布が厳しくなるだけではないかと思う。
それに、JAが企業化したら、どこかの時点で営利追求を始めてしまう可能性は低くない。そうなれば、農家の立場はますます弱くなるのではないか。それは農水省が狙っている「農業改革」なのか、非常に疑問です。
さて、あなたたちへの問いはこれです:利益もリスクも一体誰が担うべきなのか?本当にこのままの改革方針で良いのか、それとも別の道を探るべきなのか。
集めたコメント:
「JAにばかり矛先むけるんじゃなくて、農家さんへの直接の国の補助をするべきだと思うよ。海外では国の補助が9割で回しているというし。それレベルでやらないと自国での生産業を守れないということ。でも、それくらいしないと国力が無くなる。」
「小泉さんは協同組合というものが理解できてないんだろうな、と思う。農家を冷遇し続けたツケはあまりに大きい。結局、農家の支えがなければ何もできない。JAに責任を追及するだけでは何も変わらない。」
「農家の手取りを上げることと、販売リスクをJAに移すことは全く別の話。多分理解してないでしょうね。国の農業政策そのものを見直さない限り、同じ問題が繰り返されるんだろうと思う。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/033d06f66b63dcff1afefeec876ae4056209667b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]