石丸伸二氏が掲げる「政治のエンタメ化」は、果たしてどれほどの効果があるのか。この抽象的な概念に国民がどれだけ共感し、具体的に支持を集められるのか疑問だ。そもそも、政治はサーカスではない。エンタメめいた演説の熱気が冷えたとき、残るものは何か。政策の裏付けがなければ、どんな華やかなショーも単なる一時の興奮に過ぎない。
そして石丸氏の「国民って忘れやすい」という発言。これ、ある意味で非常に問題ではないか。国民を単なる忘れやすい存在として見る時点で、彼はどうしても上から目線を拭えないでいる。政治家として持つべき責任感、それが欠如しているように見える。国民を導くべき存在と捉えるならば、その発言に応じた行動が伴って初めて信頼されるはず。
彼の言う「扇動しているつもりはない」「政治が国民に向き合う」という言葉も、結局は聞こえの良い言葉に過ぎないではないか。本当に国民に対して誠実に向き合うのであれば、安易なエンタメ化や、メディアの力に頼るだけではなく、具体的な政策に基づく政治を見せてほしい。
この現状を考えると、石丸氏が直面する課題は非常に厳しい。しかし、それを打破するにはもはや彼自身の変革が不可欠だ。今一度「再生の道」の具体的な施策を提示し、国民との対話を重ねていかなければ、真の支持は得られない。
果たして彼はその覚悟を持っているのだろうか?
このままでは彼もまた日本の政治の流行りに便乗して消えていく存在になりかねない。政治は人気を追うものではない、長期的な展望を持ちしっかりとした対応が求められる。石丸氏はその真価を追求し、議論の場で示すことができるのだろうか?
コメント:
石丸さんのエンタメ化は抽象的すぎて、もう少し具体的な政策が見たい。教育を重視してるけどそれだけじゃ不十分。国民が何を求めているのか感じられてない。都知事選での支持も一時の流行りだったのかも。
石丸さんの「導いてあげてほしい」という発言、正直上から目線に聞こえる。国民を単なる愚かな存在と見てガイドしようとするなら、それは間違ってる。本来、政治家こそが国民を支えるべきだと思うけど。
今回どれだけの有権者が「忘れるだけの存在」なのか、きっと参院選で結果が出ると思う。一方で石丸さんのような演説だけの政治家が支持を得る日も遠いのかな。国民が今求めてるのはリアリティを持つ改革じゃないか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/76d55cccdbb268fba04f2fe2664c640e14f31570,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]