元漫画家・たつき諒氏の予言、予知夢だと大騒ぎするのはなぜか。これほどまでに多くの人が振り回されるのは何故か。もちろん、震災を経験している日本では何らかの脅威を感じるのは理解できるが、情報リテラシーの欠如が露呈している。著者と出版社の責任を問う声もあるが、これは社会全体としての問題だろう。なぜなら、単なるファンタジーである予言をビジネスにする一方で、それを盲信する人々がいるからだ。その結果、観光業が打撃を受け、経済的損失が生じる実態は深刻だ。災害は予測不能なものであり、仏滅や友引を避けるように、科学的根拠のない予言にも影響を受けようとするのはまさに日本的な慣習か。今回の鑑識ケースは商業的な損失をもたらしつつ、彼らの不安を利用した策略が責任を追求されるべきか。そして、2025年7月5日が無事に過ぎたとき、一体何を学べばよいのだろうか?
以下はこの件に対する一部の読者のコメントです。
予知夢を信じるのは個々の自由ですが、結果的にそれが観光業への営業妨害につながるのも事実。この手のことでは、どこまでが許容範囲なのか。情報に振り回されてはいけないが、予知をきっかけに備えるのは良し。やっぱり、防災とは日常生活で必要なものだから、デマを信じる前に危機管理意識を持て。
予言はエンターテインメントとして楽しむのが良い。そうは言っても自然のことだから予測不能なものとして怯えるのも分かる。メーカーや著者への糾弾はおかしいと思うが、混乱が起きないような社会になるべきだな。個人的にはともかく、日本にとって良いことだったとは思えない。
「防災意識が高まったから良かった」という声もあるが全く同意できない。むしろそういったデマに踊らされる人々が増えることこそ危険なのだ。予測などには無謀な信頼を置くべきではないと伝えることが、社会の安定をもたらす一歩になるはず。
表現の自由もあるし、責任を追求するのも難しいが、情報リテラシーが低い人々にこそ問題がある。デマに振り回されておかしくなってしまった業界に対しては、もう少し責任を持つべきだとは思う。日本は災害が多い国だから、こういう情報には気を付けるべきだ。
さて、このまま「予知夢」に頼ることが不安の中で暮らすことにならないでしょうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/27913ad42968a663d48a0783e566cffc858f7a19,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]