たつき諒氏の「夢の記録」が引き起こした7月5日の大騒動、結局、何も起こらず幕を閉じる結果となったが、何が一番恐ろしいかと言えば、信じる者たちの金と時間が無駄に吸い取られたということだ。なぜ人は、こんな荒唐無稽な話に振り回されるのか?目を引くのは、商魂たくましいスピリチュアル系YouTuberたちと出版社がこの波に乗り、多額の利益を上げたことだ。彼らにとって、「夢の記録」はまさに金のなる木であった。「防災意識を高めるため」なんて耳障りのよい言葉で、良心の呵責を免れているとでも思っているのか?何より怖いのは、メディアがこれを面白おかしく広め、大衆の不安を煽ったことだ。本の出版は表現の自由の範囲かもしれないが、この騒動から誰が得をし、誰が損をしたのかは明白だ。果たして、これをまた繰り返す余地があるのだろうか?結局、こうした「予言」とやらに引っかかることを私たちはいつまで繰り返すのだろうか?
優良コメント:
誰に責任があるかよりも、そもそもどうしてこんな予言を本気で信じる人がこんなに多いのか、社会の在り方を問うべきじゃない?
印税で儲けた額を災害対策に寄付すればいいのにって思う。それが本当に「注意喚起」が目的ならなおさら。
予言の実現を心配するよりも、その時に備える準備を実際に行う方がよっぽど健全だと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/954415bb4a67806d35a9d9fcb6f44bb00a801205,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]