三菱電機が冷蔵庫の出荷を止めるというニュース、一体何が起こっているのでしょうか。ソフトウェアの設計不具合と聞いて、日本のものづくりの弱点が露呈したかのように感じます。とはいえ冷却能力の低下や樹脂部品の変形がまれにしか起こらないという説明を聞くと、「まれに」という表現自体が不安を感じさせますね。日本製の耐久性を信じて、三菱の製品を買ってきた消費者にとっては、なかなか複雑な心境でしょう。

ここでまた家電業界の風潮に疑問を感じます。かつては基本機能に優れた製品が長持ちするとされて、多くの家庭で愛用されていました。しかし最近は、多くの機能を詰め込み、ソフトウェア制御に頼る製品が増えてきた結果、こうした不具合が起こってしまうのではないかと考えざるを得ません。地味だけれど長持ちする製品、それを求めている消費者がいることをメーカーはもっと理解してほしいものです。

さて、出荷停止が続く中、果たして三菱電機は国内製造業界の信頼を取り戻すことができるのでしょうか。信頼と品質の天秤に乗せられたこの問題、あなたならどう判断しますか？

「三菱電機の製品は確かに品質は良かったが、冷却機能の不具合がまれにあると聞くと、何を信じて購入すればいいのか悩むね。

でも、他社に乗り換えようと思うほどの決定打はないんだよな。」

「三菱の冷蔵庫に決めかけていたけれど、日立や東芝が最終候補になった時期もあったし、もしかしてその選択が正解だったのかと購入を見送った今、考えているよ。でもどうすれば良かったんだ？」

「冷蔵庫などの白物家電において、大胆に新しい技術を取り入れるのもいいが、果たしてそれがユーザーにとってプラスなのか。本当にシンプルで長持ちする製品のほうが良いという考えがやはり大事だと思う。」

「ソフトウェアの不具合と聞くと、日本がソフトに弱いという説を思い出す。実際に外国にソフトを委託しているのかどうか、そういったところも考慮に入れられた製品選びがこれからの標準になるかもしれないね。」