さて、今週の政治ドラマを見て、私は唖然としています。参政党の騒動はまるで無声映画のように派手ですが、見せ場は多くあっても本質が見えていませんね。何が問題なのか。国民に選ばれたいのか、公私混同のファッションショーをしたいのか、はっきりしてほしいものです。

さや氏がスプートニクに出演したことで「ロシアと親密なのでは？」という臆測が飛び交いましたが、神谷代表の対応が驚くべきスピードでフォローに走りました。しかし、その場しのぎの釈明は、まるで壊れた蓄音機のように同じ音を延々と奏でているだけです。ロシアとの特別な関係を否定しながらも、不可解な職員の人的ミスを盾にした事の弁明では、一体誰が信じるでしょう？

日本の政治の背景には、リアリズムが欠けていることが浮き彫りになります。実力でしか大国間の衝突は防げないとするならば、均衡外交とは一体何なのか。その言葉の薄さに驚きを感じます。国際法を無視した侵略国家を擁護するような言い分は、国民のために政治を行っているとは言えないでしょう。

ここで投げかけたい問があります。参政党のような勢力に新たな風を託すのか、それとも予測不能なリスクにより政治の未来を冒すのか、あなたはどちらを選びますか？

以下はこの件に対する幾つかの皮肉めいたコメントです：

「自民党の不祥事もひどいが参政党はリテラシー不足でいつ爆発するかわからない自爆装置を抱えているようだ。政治家のリテラシーは必須だと思う。」「スプートニクへの出演は人的ミスと言っているが、職員にそんな権限があるのか？参政党は逃げ場をどんどん失っている。」「参政党の主張する日本人ファーストは結局、選挙のためだけなのか。この党に日本を託して良いのか真剣に考えるべきだ。」「神谷代表の均衡外交の主張は、どこの国とも関係を持たない振りをして裏で動いている裏方の匂いがしてならない。」