日本社会を震撼させた教員による忌まわしい盗撮事件。だが、何が本当に驚きなのかと言うと、こうした事件が未だに散発的に報道されるこの国の現実だ。教育現場、それも信頼の要である教員という立場が凶器と化すなど、もはや現代日本の暗部そのもの。どれほどの反省を表明しようと、被害者が背負う「一生の傷」は、単なる口先だけの謝罪では補えるものではない。

さらに、これらの行為がSNSで増幅され、一部の病的な教員たちの共通の高揚感になっている事実には辟易とさせられる。公教育の信頼を根底から覆すこの問題、私たち一人ひとりが無関心でい続けるわけにはいかない。その背景には社会全体の倫理観の希薄さがちらついている。実際、このような事件が今後も発覚することを予感させてやまない。

だが、加害者の人権を保護する立場から被告名を匿名とする判断、一体この国の司法は誰のためにあるのだろうか？この匿名性こそが、事態の一層の悪化を招いているのではないか。

このような事件の再発を防ぐ手立て、本当に存在するのだろうか？ 教員免許の永久剥奪という対策だけでは済まされない。日本の教育現場は、失われた信頼をどう取り戻すことができるのか。この痛ましい現実を直視しなければならない時が来たのだ。

最後のコメントにあるように、「被害者に一生の傷を負わせたならば、一生かけて償うべき」。果たして、それを可能にするシステムや法律はあるのか？それとも、これもまたただの理想論なのか？

コメント選

「教育現場と先生を目指している人々からしたら、許されることじゃないですね。他の先生たちへの信頼も落ちる可能性があります。きちんと処罰されないと、こういった事件は続いてしまうでしょう。」

「公正な教員の多くに迷惑がかかるのは理不尽です。再発防止策として、もっと厳しい資格制度の見直しが必要なのではないでしょうか。」

「知っているふりをする法務省、動かない教育委員会に対して、国民が声を上げないと未来はありません。適切な対応を求める声をもっと上げるべきです。」

「うわあ、気持ち悪いで済ませるな。真剣に教職の在り方を問い直さないといけない。教員の信用はどのようにして取り戻すのか？」