大阪・関西万博はまるで灼熱地獄の縮図のようだ。大屋根リングが名ばかりの日傘で、35度超の外気に晒される来場者にとっては、暑さの試練というしかあるまい。パビリオン間の暑さ対策の差は、お国柄か予算の違いか。オーストラリアを見習って欲しいが、「お金をかけたくない」とする気配りゼロの国もある。いつまで避暑地を求めて彷徨うことになるのか。この場合、文化や国際関係が錆び付いたパビリオンの運営者としてのセンスが問われる。
そして、30分以上待ちのラインが延びる中、体力を削られた来場者は心無い怒号を浴び、ベッドがいっぱいの応急手当所に辿り着く。これが日本の国際イベントの盛り上がり方だったとは、あまりに悲しい。せめて体調管理は自己責任で、となるが、万博の主催者はもっと大局を見て欲しい。来場者数の増加と、基本的な安全管理の調和の無さが危機的状況に拍車をかける。
日陰で涼むことが贅沢になりつつある今、この灼熱の万博をどう楽しめばいいのか?
万博が命を賭けるアドベンチャーになってしまい、避暑のための知恵が試されるなんて情けないですね。個人対策だけではなく、運営側がもっと根本的に涼しさを提供して欲しい。
ただ日本館の抽選に当たった人のように、行く場所を吟味すれば大満足も可能。万博をどうやって生き延びるかが策で、工夫によって得られる満足感は別格です。
2.
炎天下の行列は危険そのものだという状況を自覚した運営側が、エアコンの効いた休憩所を今後増設するべきです。個人での準備はもちろんですが、運営の定める安全基準をクリアすることが先決だと考えます。日本のイベントが快適という幻想を持たれる前に、根本的な暑さ対策を早急に実施してほしいです。
3.
応急手当所に頼ることになった日を思い出すだけで恐ろしくなる。営業日には海風が吹いて涼しいとはいえ、予定が狂わされた会場は別の意味での灼熱地獄。日差しを避けきれずに体調を崩す人が続出しがちな会場で、物だけではなく命をかける万博通いを楽しむのは将来的にあり得ないです。対策はあっても限界があるため、改善が必要です。
4.
厳しい暑さにもかかわらずガイドラインの不足で安全が保たれていない点が関心を呼びます。そして個人の「楽しむ権利」が現場では相反する状況になるのも問題で、特に大規模イベントに来る人たちはそのことに驚かされる。暑さと来場をどう調和させるべきか、政府と運営者の姿勢の問題ですね。体調と体感は個々によるため、気をつけて行動したいものです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/1b7433f3cdddd02988e2b8f8ec1a87e0b0a68dff,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]