選挙とSNSの融合が進む現代、果たしてその影響力の真価はどこにあるのでしょうか。「地盤・看板・カバン」に頼らない新たな選挙活動形態として期待される一方で、その裏に潜む危険性は軽視できません。フィルターバブルやエコーチェンバーに陥り、自分の信じたい情報だけを受け取ることで、多様な意見に触れることが難しくなっている現状が見えます。
さらに、SNS選挙の本質は果たして「政党や候補者の政策の質」なのでしょうか。それとも単なる「拡散力の強さ」が勝負の決め手となってしまうのでしょうか。SNSのアルゴリズムが提供する情報、受け取り手の偏向した感情、それらが一体となったとき、選挙の結果は予期せぬ方向へと変貌を遂げてしまいます。
また、SNS上での情報の信憑性に疑問を抱かざるを得ません。フェイクニュースや切り抜き動画が飛び交い、一体どこまでが本当でどこまでが虚偽なのか、現代の有権者は何を信じればよいのでしょうか。
今の選挙に必要なのは「ソウカナ」、すなわち慌てず、う呑みにせず、偏らず、中だけを見ずに判断することですが、それができる人はどれほどいるのでしょうか。
SNS選挙時代は果たして、民主主義の進化なのか、それともその退化の兆候なのか。利便性と危険性の間で揺れる選挙の未来、あなたはどちらに希望を持ちますか?
優れたコメント選
SNSはすでに信用がテレビよりがた落ちしていて、まともなリテラシーのある人間にとってはトレンドは全くトレンドでもなくバズっているから支持されている。言い分が正しいという事は全くない事は誰でも知られるようになった。
他の人に攻撃的な人の意見は、参考にしない方が良いと思う。感情で話を進める人は怪しい。オールドメディアの方がフェイクや偏向報道が多いのでSNSだけに言えることではないと思う。
ネットのフェイク対策もだいじだが、テレビでもフェイクニュースが増えている。例えばTBSの報道特集などのニュースなどでは良い例だ。国の許可制なんであるから見せしめに厳罰を与えるのが良い。さもないと皆がやり出す。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e0013887c3e47be1544d7e4ccc56130ef8395133,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]