今回のデモに対する皆さんの反応を見て、まず感じたのは、「市民団体」と聞くだけで眉をひそめる人が少なくないという現状だ。わずか10名程度のスタンディングデモが新聞に取り上げられる一方で、もっと大規模なデモが無視される。この選び方、報道の主観性と利権の影響を垣間見るようで、一体どちらに真実があるのか、さっぱりわからない。
「日本人ファースト」が差別だとする論調も腑に落ちない。日本に住む日本人が優先されるのは当然のことで、それが外国人を差別していると言われても困惑するばかりだ。差別と区別の線引きはどこにあるのか、このあたりはもう少し議論が必要かもしれない。
さらに、不公平感を指摘する声も多い。財務省へのデモは大規模なのに報道されないのは、誰かが何かを意図的に隠しているのではないかと疑わせる。富の分配や支援の不平等に対して声を上げることがすぐに差別とされるこの風潮、実に危険ではないか。
日本で生活するために外国人も日本のルールを守るべきだという主張にすら、「差別」のレッテルが貼られる。このような一方通行な議論は、結局どこにもたどり着かないまま終わってしまうのだろうか。
ここで立ち止まって考えたい。果たして、我々はこの「差別」と「優先」の議論において、何を本当に優先すべきなのか。
日本人としての誇りを守りつつ、グローバルな共生への道を模索することは、現実的に可能なのだろうか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/26334ee36054f5995e31a04f45e50ef5741c6c49,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]