この徳島自動車道の事故、まさに「いつかは」と多くの人が抱えていた悪夢が現実となった瞬間だ。これだけ多くの人が危険性を感じ、声を上げているのに、なぜ、コンクリートの分離帯の設置や片側二車線化が進まないのか、理解に苦しむ。地方の片側一車線の対面通行道路、特に今回のような高速道路は、その名に反して“安全”のかけらもない。
一体、誰のための高速道路なのか?利用者の安全が確保されていなければ、どんな便利さも無意味だ。地方の自動車専用道路はロープや柔らかなポールでは防ぎきれない危険が潜んでいる。交通政策の優先性が問われる中で、このまま見過ごされ続ける現状が、次の犠牲者を生むだけでは済まされない。
ところで、今回の寛大なる部分を探すとすれば、毎度同じような事故に遭遇するまで動かない行政の姿勢か。慢性的な予算不足なのか、それとも全く理解していないのか。ここで問いたい。果たして「一人の命」と「施工費用」、どちらが重いのだろう?
以下、本件に関する優良コメントを紹介します:
片側1車線の対面通行の道路がいかに恐ろしいか、今回の事故で改めて強く実感。スピードを出し鳥目状態に陥る運転手にはもはや逃げ場はない。せめてワイヤーロープなり、頑丈な防護策を講じて欲しい。
地元でも対面通行が多く、対向車がスマホを弄っている姿には常に恐怖を感じる。事故を起こさないことが運というなら、これはもはや運転者の責任ではない。
事故の報道を見て、自分の安全運転も大事だが、道路環境の改善の緊急性を訴えたくなった。一部の区間だけでも迅速に対応してもらえないものだろうか。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/101124bd3d0c74a34fcc00c0e2ff38cab863da69,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]