政治家としての質、それは何を基準に測るべきか。倉田真由美氏の投稿からも伺えるように、世襲やタレント候補の「無能」は批判されがちだ。だが、その根本原因は果たして彼らだけにあるのだろうか。2世議員は親から地盤を引き継ぎ、安易に立候補できる環境にある。そしてその現象は、選挙制度や有権者の姿勢にも由来している。知名度で票を集めるタレント候補も同様だ。無知な候補者を選ぶ有権者の責任も軽んじられていないか。
政治の世界は、何かを変えようとする熱意だけでは成り立たない。しかし、最低限の知識や経験を持たずして、その場に立つことが許されるのか。選挙制度の改革も遅々として進まない今、この問いにどう答えるべきだろう。日本以外の国々では、世襲禁止や選挙制度の透明化が進んでいる。日本もこの流れに乗るべきではないか。
では、私たちは次に何をすべきなのか。制度自体の改革が必要か、それとも有権者の目を厳しくするべきか、ここが本質的な疑問である。これ以上の政治的安定を得るためには、どちらの選択が求められるのか。
コメント選
二世議員の地盤引継ぎは不公平の象徴。出馬は別県からでなければならないという規則があれば、この悪しき制度は是正されるだろう。
世襲の問題は、制度そのものに手を加えない限り永遠に続く。
国会議員の数は多すぎる。そして、少数政党が多すぎることも政権交代を困難にしている。もっと政党要件や交付金の支給要件を厳しくした方がよい。結局、投票する人は知名度を取る。有権者の意識改革が必要。
世襲候補者の不公正さはもちろんだが、有権者も問題あり。顔が売れているから当選する。不勉強な有権者、無知な候補者、両者に責任あり。選挙制度は変わらないとただの声高だけ。
さて、制度を変えるか、有権者の意識を変えるべきか…あなたならどうしますか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/e8ced1258af91a9351c11a64bbfa8c20a0eaeb67,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]