「松山千春ON THE RADIO」で松山千春さんが投げかけた参院選への意見に、溢れんばかりの熱い思いを感じたものの、果たしてそれが現代日本の政治風景に如何ほどの影響を与えるのか、甚だ疑問だ。確かに、昭和の精神で働くことや家庭を守ることが「当たり前」だった時代に戻りたい気持ちは理解できる。しかし、今の日本は多様性と自己実現を求める風潮が強くなり、「好きなことを仕事にする」という考えが蔓延している。これは、変化する社会状況に適応した結果であって、単なるエゴとして切り捨てるのは誤解を招く。
鈴木宗男氏を応援する松山千春氏のスタンスに、昭和の精神が息づいているのか、それとも単なる偽善的支持なのか。ここで彼の言葉を振り返ると、「俺はそこだけなんだ」という自己中心的な価値観が見える。この発言をしている本人が、人生を好きなことに捧げてきた松山千春さんだという事実が、実に皮肉じゃないか。時代は変わっているのに、それを認めずに昔の価値観を持ち続けることに何の意味があるのか?
さて、彼が語る「第一次産業の重要性」に関しては、確かに日本の基盤になる重要な分野だ。しかし、政治的な発言をするだけでなく、具体的なアクションを起こすことが必要だ。
果たしてそれが成し遂げられるのか?松山さんは立候補する勇気を持つべきなのか?それとも、このまま評論家の位置に甘んじるべきなのか?
そして、これらの議論が今の日本の政治の未来にどれほど影響を与えるのか、果たして何かを変えられるのか?本当に必要なのは、言葉だけではなく、実際の行動ではないだろうか?
以下のコメントの中に見られる意見も、この問いに深く関係する。
選挙に行く事がスタートであり、自分が立候補でもしない限りそこが全てとも言える。皆がしっかり考えて義務を果たす社会であって欲しいと思う。
世界の歴史を見ても革命は地方からです。言いたい事は強く伝わってくる。日本人ファーストと言って、その実は国家ファーストの顔を隠している政党もありそうだ。
タレント、芸能人、スポーツ選手を含めて有名人はどんどん政治的発言をすればいい。日本は自由な国だからすきなように発言するのは問題ないはずだ。
この議論の先に、我々が求める「変化」は本当に訪れるのだろうか?それとも、一時の熱狂に過ぎないのか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/aa0270347af3007c3ba44c5c53d8aab45ea91138,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]