時代遅れのローマ字表記変更に対する文化審議会の動き、本当に呆れるばかりだ。この70年間、何故この変更が放置され続けたのか。国語教育の基盤すらまともに整えていない状態なのに、今更の変更に何の意味があるのだろう。教育の現場での改正が常に後回しにされるのは目に余る。両標記の間に挟まれて育った私たちの世代は、ただ困惑するばかり。今の小学生たちは不憫だ。その中で、大人になってからもその混乱に晒され続ける未来が見えるが、なぜそれを考慮しなかったのか。
ヘボン式への変更が「感謝すべき遅い改正」なのか、むしろ混乱を増やすだけではないかと疑念が残る。70年にも及ぶ訓令式の混乱に終止符を打つつもりなのか。それでも、なぜその二種類の標記の共存が一概に否定されるのか。複雑な発音体系や文化的背景がある日本語を無理やり英語に近づけること自体無理があるのでは?問題を先送りにするばかりで、その実、変革の本質を見失っているのではないか?
その中で、未来の文科省が新たなローマ字政策を立案することが本当に可能なのか?これまでの「今更感」の積み重ねによって覆い隠されている疑問に、あなたならどう答える?
以下、参考となる優れたコメントをいくつか紹介します。
「中学校の英語教師として訓令式がヘボン式に移行することに正直なところ、今更という気持ちが大きい。しかし、実際の教育現場でその変化がどのように影響するのかを考えると、固有名詞の表記における伝統的な表現との調和がいかに重要かを痛感する」「ローマ字表記って、本来は外国人が日本語を理解するのを助けるためのもの。ところがいつの間にか日本語学習者自身が引っかかるようになってしまった。そろそろ、国際的に通じる形に統一する必要がある時期なのかもしれない」「ローマ字は日本語を外国人向けに表記する手段。その手段が変更される今、訓令式を長年保持してきた日本の政策のあり方を今一度見直すべきなのではないかと強く感じる。どちらが本当に『正しい』のかを議論するだけでは意味がない」引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/599df5d00a1ad0ed4c2a0b155233041782a0fd2b,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]