試合後の結果が冷たい現実として突き付けられる中、山本由伸投手の奮闘は心に残りますね。彼はあんなに素晴らしいピッチングを見せたのに、9勝目が消え去ってしまった瞬間は、野球の勝敗の理不尽さを象徴しているように感じられました。しかし、ここで注目したいのは、ドジャースの現在の状況とチームとしての強さの維持がどこまで可能かということです。スコットがセーブ失敗を重ねる背景には、中継ぎ、救援の安定性の欠如が見え隠れしますが、これを補強すべき時期が今後来るのか、はたまたこの逆境をどう乗り切っていくのか大いに議論の余地があるでしょう。

山本があれだけの投球を見せても報われなかった事実について、その裏にあるメジャーの野球文化の違いを痛感せざるを得ません。勝ち星がないということが一体どれほど重い評価に繋がるのか、それとも数字では測れない価値をどこまで選手が重要視するか、私たちファンの視点も試されるのかもしれません。

この矛盾に満ちた状況で、リリーフの疲労による不安定さが山本にどのように影響するか、後半戦での打線との相互作用がどう改善されるか。そして、本当にチーム全体が勝利のために一丸となっているのか。それとも個々の成績を重視するあまり、最終的には個人技に頼るしかないのか、どちらが正しい選択なのでしょうか？

以下、試合に寄せられたコメントをいくつか紹介します：

毎回思うことだけど、1人が頑張ってもチームメイトによって打ち砕かれる。ある意味、各々が、自分の成績だけを重んじる人は、やる気なくなる。今回は助けてもらえた。今回は助けよう。そう思えるチームでないとね。今日は、本当にお疲れ様でした。認めてくれる人。正しく評価してくれる人は必ず居ます。私は応援するしか出来ないですが、ずっと見守っていますよ。

山本は１０勝しています。クローザーの失敗で２勝は逃していますが、これからも辛抱強く投げていれば勝利の女神は微笑んでくれるでしょう。クローザーはスコットではなく、トライネンかベシア、カスペリアスをメインに任せてみてはいかがですか。大谷が先発復帰したら、リリーフは少しローテを代えて勝てる態勢にしないと、８回以降足元を掬われます。このままでは先発が潰れます。

ドジャースは常に優勝を目指すチームなんだから。低め、コーナーを攻めていく方が、やはりリズムが乗るのではないかと前回、今日の試合を比較して感じた。低めばかりではコースを絞られるかと思いきや、中盤からスプリットがキレキレで、結果７回無失点。勝ち星はつかなかったものの、次の試合が楽しみな内容だったと思う。