消費税廃止を声高に主張するれいわ新選組の山本太郎氏。この姿勢が一貫していることは確かに評価に値するが、その理念を実現するにはいくつもの矛盾を抱えているのではないだろうか。財源をどこから捻出するのか、どうそれを具体的に運用するのか。このような巨額の財政改革に対する説明が曖昧なままでは国民も安心してついていけない。
税制改革を法人税の累進化で賄おうとするが、それが中小企業のグローバル競争力を削ぐ危険性も考慮しているのか。高額所得者に重い負担を課すことで公平性を求めつつも、その結果資本を海外に逃す危険性をどう捉えているのか。どれほど理論として正しくとも、それが現実の市場で機能する保証はない。
そして音楽を交えたリラックスした演説スタイルが若者の心を掴むのは理解できる。ただ、政治がエンタメ化する危険性をどう捉えるべきか。政治はライブ演奏のように一時的な感情で動かすものではなく、持続的な変革を求めるものではないだろうか。
結局、消費税の廃止か減税か、その中間か。国民が求めるものは一体何か。中身がはっきりしないまま山本太郎氏が提示する理想と現実のギャップに国民はどう向き合うべきか。答えがないまま議論が続くが、最終的にはどの選択が未来を切り開くのでしょう?
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山本代表の主張が一貫している。政府は行動を起こすべき。山本さんの政策は一貫しており、その実行力を評価する。実験することなく結果を求めるのは不可能であり、まずは消費税廃止を実行する道を選ぶべき。現実より理念を重視するのが政治の本質ではないだろうか。
消費税廃止は主流になるはずだが、現実的には困難。消費税廃止を多くの国民が求めている中で、実際のところその実現可能性は極めて低い。まずは減税から始め、様子を見つつ完全廃止を検討する方が、財政的なリスクを抑えられるだろう。
給付金は十分な財源なしではただの甘い誘惑。国債発行で賄うというのは確かに一時的な解決策かもしれないが、それは未来への借金でしかない。
国民が安心して生活できる長期的な財源確保策を提示することが、政治家の責任である。
あなたはどんな未来を望みますか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/41b5e3a8f51bfe36bbf500a33dd60b1a83e8c078,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]