神谷宗幣氏の「日本人ファースト」、選挙中のキャッチコピーだからと軽々しく扱う姿勢は何とも軽薄で滑稽だ。本当にそれが国益を守るための戦略であるならば、選挙後も変えずに実行するべきなのに、選挙中だけと明言したその瞬間に信頼の欠片も無くなる。政治家が国民の感情を煽って支持を得るのはよくある話だが、終わったら元に戻すというのなら、それは単なる選挙用の誘い文句であり、言葉遊び以外の何ものでもない。

外国人と日本人との関係はどう築き上げていくべきか。その問いに神谷氏は答えを出さないし、ほかの政治家も「日本人ファースト」と言い続けるだけで本質から目を背けている。それを支持するのもまた、日本としてのアイデンティティを見失った不安から来ているのかもしれないが、言葉に乗せられて盲目的になるのは賢明ではない。

政治でのキャッチコピーのような言葉は、その軽さが信じられるべきものではない。果たしてこのまま行けば日本は本当に「外国人ファースト」でなければやっていけないのか、それとも日本人だけが住むことが可能か。どちらも理解することができたとき、私たちは何を選ぶべきなのか。

以下、選出したコメント：

外国人との共生を否定するのではなく、日本人が不利益を被らないようにすることが重要だと思いますね。

選挙の言葉遊びではなく、真剣に議論し、現実的な政策を求めたいです。

外国人労働者の現実を考えるとただ単に日本人ファーストと言うだけでは何も進歩しません。外国人との差別意識が問題視されるが、一部の過激な差別に影響されない開かれた議論が必要です。

大量の外国人受け入れが必要と言うが、それは日本人の衰退を結果として招くことになる。本当にそれが最善策であるのか、日本の未来の構造を見直す必要があるのかもしれない。

政治家も国民も選挙の時だけ頑張ってもダメです。参政党のキャッチコピーもそうだが、人気取りでは機能するはずがない。国を守るためには選挙後も力を入れるべきです。