この事件について、まず第一に思うのは「どうしてこんなことができるのか？」という驚愕です。「性的欲求を満たしたかった」という供述は言い訳としてあまりにも軽薄で、被害者やその家族に対する無限の侮辱としか言いようがありません。しかし、こうした事件がむしろ「日常」であるかのように繰り返されている現状には深い憤りを覚えます。

教師や講師という、ある種の権威を持つ立場を利用した犯行は、被害者に抗うことが心理的に困難な状況をいとも簡単に作り出します。警察や法律による対策はもちろん必要ですが、何よりも教育現場そのものの透明性が求められます。「日本版DBS」の導入も話題になっていますが、それだけでは根本的な解決には至らず、暗黙の了解で処理される問題を露呈するだけではないでしょうか。

技術の進化を逆手に取り、犯罪防止のために防犯カメラや厳密な職員監督の義務化が欠かせないでしょう。だが、問題は果たしてそれで解決できるのでしょうか？ 教育現場の信頼性を損なわずに個人のプライバシーを守りながら、それでも犯罪を未然に防ぐ方法とは何なのか？ 左右する選択肢のどちらが我々の社会にもっとも適切なのか、考えるべき時かもしれません。

コメント:

この教師が英会話の提供ではなく、欲望のために教室を運営してたのかと思うと鳥肌が立ちます。即刑と指名手配、どれも必要です（名前公開も含めて）。想像を絶するほどの恐怖だったでしょう。教育現場での性犯罪をもっと厳罰化することが必要です。性癖が簡単に治らないとすれば、監視と制約を強化するしかありません。教師の犯罪をどのように未然に防ぐか？教える側と学ぶ側の信頼関係を築くには、どんな対策が最適なのか、緊急に再考が求められるべきです。