最近の事故を受けて思うことは一つ、「人は過去から何も学ばないのか？」ということだ。何度も繰り返される玉突き事故はまるで教訓のない悲劇のリプレイ。確かに高速道路での車間距離の重要性はいつも強調されているが、どれくらいのドライバーがそれを真剣に受け止めているのだろうか？SNSで目にするのは、車間距離の確保を徹底しているという声が少数あるものの、実際の流れでは未だに詰めて走る車が多いというコメントが溢れている。

そして、大型トラックの安全性についても疑問が残る。そもそも日本のキャブオーバートラックの構造は正面衝突に対して脆弱で、車間距離を重視した設計とは言えない。既存のインフラや運転手の意識改革が必要なのだが、それはいつの日になるのだろう。自動ブレーキシステムが発展する中でトラックは依然として追突事故の常連。もう少しトラック運転手に対して厳しい罰則や注意喚起を行うべきでは？

それにしても、交通事故が減ることはない。厳しい取り締まりを行いつつ、ドライバー全員が安全性を確保するための意識改革が必要だろう。だが、果たしてその改革は可能なのか？結局のところ、急ぐことと安全を優先することの間で、私たちは何を選び取るのだろうか。

「いつも高速道路で感じることは、この国のドライバーが車間距離の重要性を本当に理解しているのかという疑問です。単に取り締まりを強くするだけではなく、ドライバー全員が深刻さを認識する文化を育てる必要があります。」

「トラックや大型車両の運転手にはもちろん重い責任がありますが、だからといって一般のドライバーも無関係でいていいわけではありません。高速道路ではおおむね運転技術によって守られるのではなく、相手と距離を保つことで守られるのです。」

「たしかに急いでいるときは速度も車間距離も意識が薄れる。だからこそ、私たち全員が他のドライバーに対する敬意と共に運転する習慣を身につけ、ゆとりを持って交通安全に努めるべきです。この事故を通して改めて問い続けたい。」