最近の高齢者ドライバー事故に対する報道を見ていると、どうしても違和感を感じる。テレビや新聞などのマスメディアは、事故が起きるたびに年齢をあげつらい、免許返納を声高に叫ぶ。それは確かに感情的には理解できる一方で、なぜもっと多様な視点で原因を考える姿勢をとらないのか。医師の和田秀樹氏の指摘通り、薬の副作用や意識障害の可能性を無視して、ただ年齢だけに罪をなすりつける報道には疑問を抱かざるをえない。
では、なぜ原因の探求がなされないのか。その背後にはスポンサーへの忖度があるのかもしれない。特に製薬会社がキーなスポンサーである限り、薬の悪影響をメディアで取り上げることはあまりない。これはあくまでも想像の域を出ないが、報道の範囲が極度に狭まっているのは動かぬ事実だ。
では、高齢者の車の運転を全面的に否定することで、どれくらい事故が減るのか。年齢が問題なのか、それとも他の要因が見過ごされているのか。その答えを出すには、統計やデータをもとにもっと深く探求する必要があるだろう。
さて、もし薬が事故の原因であるとすれば、高齢者はどうやって生活を乗り切るべきなのだろうか。それとも医療と運転、新薬開発と安全運転の間に新たなバランスを見出すべきか。
あなたはどちらを選ぶだろうか?
SNSなどの普及の影響なのかテレビは「速報性」に重点をおき、その事象の表面的な原因を報道するだけ。事象発生の原因を掘り下げることもなく「高齢者の免許返納」と結論を導くような傾向があるように思います。新聞や雑誌というメディアはスキャンダルだけではなく、掘り下げるべき社会的な問題を記事にすることも使命ではないかと感じます。
高齢者の事故の原因のほとんどがペダルの踏み間違いだといわれています。確かに、我々も踏み間違いをおこすことがある、大抵の場合不自然な姿勢で運転して場合で、通常では余り起こり得ない。では何故踏み間違いを起こすのか。わたしの推測は、右足の踵が床に付いていないのではないか、と疑っている。踵が付いていないと、踏んだペダルが、アクセルがブレーキか判断がつかない。
私の父は生前心臓を患っていて、どうも興奮を抑えるような薬を処方されて飲んでいたようだった。で、ある時、運転中に反応が遅れて事故に遭い、本人は何ともなかったが車が廃車に。ひょっとしたら、医者からは運転を止められていたかもしれないが、本人には危険の自覚はなかったようで、普通に運転してた。
母親がパーキンソン病を患っていた時に確かに足どころか全身の運動機能の衰えと薬の副作用の幻覚幻聴がありました。そもそもそんな病なのに車の運転許可を出した医師にも責任重大だと思う。
薬を服用していてもそんな状態なのに気をつけて運転なんて絶対に無理。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6ed8d4791b5f436ad0760aac081743822416d8,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]