共産党員により殺害されたという虚偽の発言で告訴された参政党の候補者、初鹿野裕樹氏。この選挙期間中のSNSでの投稿はまさに政治のカオスを感じさせる。だがここで少し立ち止まって考えてみたい。虚偽の発言が噴出する背景には何があるのだろうか。意図的な嘘か、単なる無知か、あるいはあえて混乱を招こうとする意図があるのか。参政党は新鋭党だからこそ、候補者の言動がより注目される。常識を疑うレベルの古い事件を引き合いに出し、現代に警察官が危険にさらされている印象を持たせる手法、これも一つの煽動かもしれない。しかしここで強調すべきは、過去の事件を持ち出して現代に話をすり替えることが果たして選挙戦術として有効なのか。どなたもが過去の暴力行為を批判するのは簡単だが、本当に重要なのは現在の政策、未来へのビジョンではないだろうか。参政党は歴史を語るのではなく、未来を語らなければならない。それこそ新しい政党としての価値はどこにあるのか、この虚偽発言の闇に隠れてしまうのか。
そして、私たち有権者はこのような情報に惑わされず、何を基準に候補者を選び取るべきなのか、真剣に考える必要がある。今回の虚偽発言はその契機となるだろうか。
それともまたいつものように忘れ去られるのか。
【コメント抜粋】
「恐怖心が拭えないのも分かりますが、70年前の話を持ち出す理由が謎。現代の状況に目を向けた方が良いのでは?」「新興の参政党だからこそ、新しいアイデアや政策を期待したいですね。過去に振り回されるのではなくて。」「虚偽の発言で警察官一族の信頼を損なうのは浅はかです。選挙戦術が問われるべきです。これを受け止めて未来的な視点を持ってほしい。」「日本の歴史は複雑ですが、政治家には事実に基づく議論が求められていることを忘れないでほしいです。」引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/276813c0dcb890c19e0adbb5f979a282bbf81e43,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]