参政党の憲法草案、これから何が出てくるんだろう、という期待を悠々と裏切ってしまった感じだ。33条のコンパクトさゆえに、肝心の国家のあり方を曖昧にしてしまったことは、参政党の庭に天皇を中心とした国家観があったとしても、多くの人々にとっては関心を引きはしないんじゃないか、と。
憲法に学校給食を規定する大胆さは笑い伝説となり、主食に米を指定するのも、個人の食文化に踏み込みすぎではないか。しかも国民主権を一言も触れていないところが、「この憲法は完璧だ!」という宣言にどうやって辿り着いたのか疑問だ。こうした矛盾は、何を基に国づくりを考えたのか、参政党の結論としても説得力が足りない。
だからこそ、この憲法草案がいかに稚拙だと非難されても、素人の努力といえるかもしれない。そして、戦前回帰とも言える内容を目前にして、日本は本当に古き良き時代へとまっしぐらに行くべきなのかと考えてしまうのだ。あなたが、この参政党の新憲法に未来を見出すことができたのか、それとも行き過ぎだと思うのか?
コメント1:「参政党の草案は、個々が考える国家の形を示すという熱意を感じる。しかし、法律を法律としての機能は皆無であるため、改憲論議において国の形の明示に可能性を感じる。
」
コメント2:「憲法は変えないで解釈に多くを任せる方針が異常だと思う。国家主権である事や個人の自由制限などが含まれているのは危険で、この「古き良き時代」の考えが戦争に火を付ける可能性を感じる。」
コメント3:「国会議論に乗せることが前進だと思っている。各党の良い部分を組み合わせる民主主義こそ、参政党の憲法案を出す意味があると言えるのでは? 有権者の責任として政治参加の大切さを感じる。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/430359be055667230fa67092f99111b803b6f94e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]