新型リーフが発表され、その「切り札」としての期待が大いに語られるものの、どうしても引っかかる点が多いのではないでしょうか。特に、日産が今後の経営再建をこの新型リーフに託す戦略には、一歩引いて考えざるを得ません。確かにEV市場で3世代目を迎えるリーフは先駆者の一つとして位置づけられます。しかし、切り札と呼ぶにはいささかインパクトが弱く、消費者の心を捉えるには未だ道半ばであるように思えます。
まず、新型リーフの車幅が日本の道路事情には適しておらず、さらにその価格に見合った価値を提供できるか疑問です。要するに、進化があるとしてもその進化はユーザーの期待に十分応えているのか。主要なターゲット層といえば、主婦層や若者、高齢者ですが、それぞれのニーズに対するリーフのアピールポイントはどこなのか、非常に曖昧です。
次に、市場の状況は非常に厳しい。EVに対するインフラ整備が追いついておらず、日本市場では特にそれが顕著です。まだまだ普及のハードルが高く、充電時間や場所がネックとなる現実が、新型リーフの販売を阻む要因となっています。それに対し、ハイブリッド車や内燃機関車が依然として市民権を持っている現状、EVの優位性をどう広めていくのか、その策がなければ切り札どころか、自社さえも巻き込むリスクとなる可能性すらあります。
さて、そんな日産の新型リーフに対し、皆さんはどう感じているのでしょうか?「切り札」としての期待は適切なのか、それとも今一度足元を見直すべきなのか。この車が経営再建の鍵となり得るかは別として、真の競争優位性がどこにあるのか、再考が必要なのかもしれません。
優質なコメント選択:
「切り札にならないでしょ。リーフのメイン購入層の主婦とか若者とか高齢者は別に世界初とか性能とか気にしないから。とにかく燃費が良くて安ければ何でもいいって感じだろうから。」
「リーフ頼みで新しいエンジン車のラインアップが提示できないことが、市場のニーズに応えられない日産の苦しい状況を物語っているように思います。」
「もちろん日産もやっていると思うが、トヨタのようにTNGAのように品質よくコスト削減をしつつもいい車を作っていく必要がある。」
「何で法人向けを作らないかなと思う。EVの大口法人向けがどんどんBYDなど中華メーカーに取られているのも日産があまりにそういうユーザーすらないがしろにした結果だろう。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0efded263326376cefcad0b08f1176bc89e17a73,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]