リニア中央新幹線の物語、まるでドラマのように展開していて、目が離せない。静岡県知事の川勝氏が放つタフな姿勢は、単なる政治的駆け引きか、それとも地域の利益を考えた大きな一歩なのか。川勝氏の行動が少なくとも一部の県民には支持されてきた背景には、彼が強硬に主張した「大井川の水問題」がしっかりと県民の心を掴んでいるということだろう。静岡にリニア駅がないという「メリットゼロ」の状況、果たして何かが変わるだろうか。

そしてJR東海だ。彼らの対応は誠実さに欠けていると思わざるを得ない。「不誠実」との烙印を押されても仕方がないほどの危機対応の不足、これは国のインフラを担う責任ある企業の姿勢なのだろうか？問題は単に静岡だけではなく全国的な水問題や地盤沈下にも波及しているのは事実であり、今こそJR東海はその真価を問われている。

この膠着状態の根源は一体どこにあるのか？拖引され続ける新幹線計画にただ批判を浴びせるのは簡単だが、より深いところに視点を向けるべきだ。時の知事が変わり、新たな時代を迎えた静岡の今、いま一度問う：本当にこのままでいいのか？

選りすぐりのコメントを見てみると：

確かに静岡県だけに絞って考えれば影響はなかったとは言えませんが、品川−名古屋間で考えれば他の県の工事も全然間に合っていません。

他の県でも水枯れや地盤沈下が発生しているわけですし、寧ろ静岡県で水問題を騒いだことで事実を有耶無耶にされずに済んだという側面もあると思います。

何のために記事なのか疑問に感じた。川勝のせいにしても、今JR東海が抱えている諸問題はなにも解決しない。ただ、JR東海の都合の悪いことは隠すという体質は逆に不信を招き足を引っ張っている。

前静岡県知事の負の置き土産のせいにしておけば、少しは批判がかわせるって思っているのだろうか？負の置き土産がなかったとしても他の工区でトラブルが相次いでいる現状、いつまで経っても完成しないような気がする。

この問題では、もはや単なる一知事のせいにするだけでは済まない状況。あなたならどう考えるだろうか？川勝氏が考えたことは本当に最終的な利益をもたらすのだろうか？問題の根源に立ち返り、解決策を考えられる時は来るのだろうか？