「ラーメン二郎」の府中店が打ち出した「20分以内」の食事ルール、わずか3日で撤回。そして西村誠司氏の参戦、これをどう見るか。我々が見たのはプライドの果ての矛盾。居酒屋の2時間ルールとラーメンの20分ルールを同列に語ることの問題は、利用者の目的が違うことにあります。居酒屋は飲み物と会話を楽しむがラーメンは速攻で完食する趣向の料理。それを忘れてはいけないのです。
西村氏の言う「アンチが生む知名度」も戦略の一部かもしれないが、ラーメンが人々にもたらすものは単に食事ではなく、体験であり、記憶であり、そしてマナーです。ラーメン二郎独自のアクあり文化を変えるつもりがないのはいいとして、果たしてそれが初来店者や初心者に対する無謀な高飛車な姿勢に見えてしまうのは避けられないのでしょうか。客が悪いのか、店が悪いのか、そんな議論まで巻き起こす始末。
それならば、店側の究極的なゴールは何なのか?特異なカリスマを相も変わらず保持するラーメン二郎と、市場の声に耳を傾けるべき狭間に立つ店舗たち。一体どちらを選ぶべきでしょうか?
「店舗がどの様なルールを設けようが構わないと思います。それを知ったお客様が受け入れるかどうかで違いが出るだけ。
来店前のルール公開がマスト。」
「炎上し撤回するなら最初からルールを作らなければいい。店長が信念を持って徹すべき。顧客に支持されたルールだけが残るのだから。」
「そもそも親父さんは良心的に始めたのに、なぜ子分が高圧的な接客に。有名店の規則押し付けは社会性の放棄。少子化で先行き不透明な経営に響くのは必至。」
「ルールありきだが、初心者でも分かるよう説明不足を指摘。強気の経営はコアファン確保で問題なし。しかし、一般的に見れば二郎の慣例は非常識。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f8199c179d76530a1724a2bf8ac3016c8f414d07,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]