民族の尊厳を踏みにじった盗掘事件、ようやく東京大学が謝罪の意を示しましたが、この130年の沈黙が何を意味するのでしょう?イギリスのコレクターが古代エジプトの墓を荒らし、自宅の棚に並べてたようなのを想像せざるを得ません。研究という大義名分の下、人権を軽視する行為は途方にくれます。
そしてこれは、アイヌ民族だけの問題ではありません。世界中で行われてきた「科学」の犠牲者は数え切れません。極端から極端に振れるのが証明された歴史の教訓として、どう止められるか、私たち全員が考えるべき課題ではないでしょうか?
空虚な謝罪で終わるな!その後の行動が大事です。事後の取り組みで信頼は再構築されるものなのです。
ところで、日本の教育や社会が、少数民族についてどう捉えているのでしょうか?なぜアイヌ民族の存在を否定しようとする輩がまだいるのでしょう?
最後に、倫理と科学はどちらが優先されるべきでしょうか?民族の尊厳と科学の発展、果たして両立は可能ですか?
優れたコメント選:
もしも自分の先祖の遺骨が墓荒らしにあって海外に持ち出されて、今もどこかの国の博物館で晒し者にされてるとか思ったらそれはすこぶる気分悪いし。倫理的に問題あるのも事実で、特に今回のような同じ民族が現存していて彼らが心を痛めてるというのならそれはやはり相手の気持ちを慮って考えないといけないよね。2.天皇陵を発掘調査しないのは東大がアイヌ民族を見下しているからだよ。純粋に学術研究目的だったなら神武天皇から約2700年脈々と続く天皇陛下の食生活や骨格など研究対象として非常に貴重だと思うから調査しないのは忖度以外にないいろんな考えだと思うがな。
3.遺骨は、名前や年齢など遺族の了解や情報提供がなきゃわからない情報もついている。遺族からしても遺骨提供で医学的なメリットがあるなら、という献体の思想もあったろう。今の感覚だけで、しかもあたかも研究者たちがピラミッドの盗掘者と同じような感覚で無断で掘り出し持ち去ったかのような論評はすべきでない。まずいつの時代の行為かということを考えるべきだろうと思います。
4.研究目的で盗掘。そこにアイヌ民族の何が判ると言うのか。そもそも何の研究なのか骨格等々は同じであろう事は判る事だろう。東大が謝罪した事は大きい意味を持つ。墓を暴く行為はもちろん受け入れがたいが、今の価値観で東大側を批判する姿勢も受け入れがたい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/c6fc1214e2319e022e8b438f131076e975ea3a8c,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]