この調査結果が示すのは、自民党のおごりと慢心の現実である。石破内閣の下での選挙戦略は、荒波の中でただ漂うだけの泥舟と化し、国民に向かってのメッセージもなく、ただ行き当たりばったりの弁明に終始している。これで「政権与党だ」と言い張るのだから、その厚顔無恥さには脱帽するしかない。彼らは一体、どの面下げて国民の前に出るのか。

実際、賢い有権者たちは既に心変わりを始めており、国民民主や参政党に多く票を投じる動きが見えている。これらの野党は、自民の暴挙に嫌気が差した人たちの受け皿としての役割を果たし、選挙戦を有利に進めている。そして、政権批判を恐れずにしっかりとした政策を掲げることができているのが、支持を集める理由だ。

だが、野党が必ずしも一枚岩でない現状を見ると、自公政権が依然として一定の支持を維持しているのも無理はない。野党が統一戦線を築けば違った結果となるかもしれないが、現状は異なる。これを動かせるかは有権者の一票にかかっている。

ところで、今回の選挙、本当に必要なのは自民党の大敗なのか、あるいは野党の勝利による政権交代なのか？私たちはどちらを選ぶべきだろうか？それは、どれだけの国民が現実を直視し行動を起こすかにかかっているのかもしれない。

優れたコメント

1.「参政党は過去の民主政権の悪夢を抑止しつつ、現実的な政策で保守層を纏め上げています。これが可能性を持つのは、今の自民が無策だから。国民のために何をするのか、今の自民からは何も伝わってきませんね。」

2.「自民が四国や東北で全敗する可能性があるとは。それでも地元有権者は何も変わらないかもしれないが、長く続くおごりが崩れる瞬間を見たい。野党のやり方にも限界はあるが、その逆風が与党をも動かす可能性がある。」

3.「石破さんは自身を翻意するチャンスに気づけなかった。これまでのやり方で何も進まないと悟った今こそ、新しい方針を取った方が良い。一方で、旧来の支持基盤がいかに頑なに変革を拒むか、選挙結果が如実に物語っている。」

4.「自民の崩壊はもはや避けられないのかもしれない。しかしそれでも、旧来の利権体制が居座る限り、真の変革は訪れない。果たして、日本はどんな政治経済の未来を求めているのだろうか？」