観光立国を目指したい日本政府が、どうやら迷走しているようです。豪華旅行者を求めるなんて言うけれど、高島屋の売上減少や、中国インバウンドの質の変化を見るにつけ、それが実現しているとはとても言えないでしょう。SNSを飽和状態にしている「日本が安い」という投稿、この時点で高付加価値旅行者という幻想はすでに崩壊しているのでは?
そして、これまで日本の深い文化や、精細な「おもてなし」に惹かれて訪れていた層が、日本を見限るという事態。まさに、富裕層の「もういいかな」は日本人の心の声にも似ています。かつての日本の観光の魅力はどこへ消えてしまったのか。観光地は「安さ」だけに依存してはいけない。
では、日本はどうするべきか。単なる「人数」を追い求めるのではなく、旅行者の「質」を追求する必要があります。同時に日本人にとっての生活の質も置き去りにせず、外国人観光客との共生を考える時期に来ています。果たして、日本政府は富裕層を本当に誘致できるのか、それとも国民の声に耳を傾ける時が来たのか——
ここで問います、日本は本当に富裕層を歓迎できるのか。それとも真に求めるのは、いっそのこと観光業を見直して、国民の生活の質を取り戻すことなのか?
■選ばれたコメント:
「高島屋に行きましたが、外国人が騒ぐ中で買い物をしていたのは印象的。日本人が外国人のために働いている状況が続くと、未来ある子どもたちの世界も厳しいものになりそうです。」
「観光客を招き入れる手法の限界が近いのでは?既存のインフラを守りつつ、住民との共生を意識した観光政策が求められる時期に来ている。」
「日本に行ったとき、観光地でのサービスが味気ないものに変わっていると感じました。かつては温かいおもてなしの国だったのに。」
「インバウンド重視の結果、観光地に来る外国人の層が変わったと感じます。以前は日本文化を尊重する旅行者が多かったけど、今は安さを求める観光客が増えているように思います。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/35bc3678feba1c662d993a300339f80bd3afc11d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]