現代の社会が抱える矛盾をまざまざと見せつけられた事件だ。生まれたばかりの命が、夢や希望を抱く間もなくゴミ置き場に捨てられるなんて、なんとも皮肉だ。この事件から浮かび上がるのは、多くの人が選択肢を持てずに追い詰められている現状だ。それが「自由」とは名ばかりの孤立と圧迫の裏返しに過ぎないのではないか。避けることもできたはずの悲劇に対して、行政の果たすべき役割が問われる。
赤ちゃんポストも普及していないし、性教育も未だ不十分。この国は、「生む能力」があれば誰でも親になれるという幻想を、もう捨てる時が来ている。何世帯もの同居の大家族や昔の地域社会が良かったのか、それとも個人を尊重した自由な社会がいいのか。無論、昔に帰ればすべて解決するわけでもない。個人主義と自由のバランスを、どう取り戻すべきなのだろうか?
ここに出てくる男性の責任も問われるべきだ。男性も決して被害者ではなく、共同正犯として処罰されるべきだろう。過ぎた自由が引き起こす全ての悲劇を、誰が支え、誰が食い止めるのか。誰かが「なんとかしてくれる」では済まされない問題だ。さて、皆さんは「自由」とは本当に「幸福」なのか、どう考えますか?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/446c1854eb182f2512af76584268759b5ac738f3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]