台風予報。毎回の発表を見ていると、筆者は予報の信頼性に疑問を持ちつつ、冷ややかに笑ってしまう。なぜって、結局、関東直撃かと思わせておいて、結局は肩透かし。関東が準備をしている間に、東北や北海道が突然のターゲットにされる。そして、最終的には「結局、何だったの?」という展開になることがままある。加えて、台風が日本近海で次々発生するのは、この国の自然が変わってきた証なのか。かつて「小型で弱い台風」とされたものが、今日ではもはや珍しいものではないし、その進路も昔とは異なる。北の大地を行く台風が思いのまま威風堂々と通過する様子を目にすると、環境変化が身近に迫っていることを強く感じる。
正直、日本の台風報道は過激に思える。理解はする、「最悪の場合に備えての注意喚起」であることは。ただし、報道機関の「最悪のコース設定」とその変更頻度には苛立ちを覚える。結果として、本州の北に住んでいる人々を不必要なまでに揺さぶることになる。そして、台風が進行する地域の人々は備えるのか、台風は反れたと安心して快眠するのか。二者択一の難しい選択を迫られる。
結局、私たちは何を信じ、何に備えるべきなのか、揺れる心に答えることができるのだろうか?
優質コメント:
「私が小学生の40年前は台風というと、沖縄や九州にしか来ないものだと思っていました。しかし、近年は関東や北海道が狙われることが増えたように感じます。温暖化が進行しているなら、今私たちができることは何でしょうか。
」
「農家にとっては『雨は恵み』です。台風が持ってくる雨を単なる災害と捉えず、どのように活用するかを考えることはできないでしょうか?毎年の異常気象にも負けない、新しい農業の形が問われる時代かもしれません。」
「台風が迫るたびにメディアは恐怖を煽るけれど、もっと冷静に、根拠ある情報で判断したいと思う。台風だって毎年やってくるものだし、必要以上に不安にならずに、効果的な対策が伴えば大きな問題にはならないはず。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/877c819cf8db5d22901c44eae8300959a0969d59,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]