さて、宮家邦彦氏の「強い保守政治の継続」論に対する議論は様々ありますが、この主張、実際のところどうにも危なっかしい。保守政治を続けることで安定を維持するというのなら、これまで何度も出てきた「強い保守」なるものの具体的なビジョンを示してほしいところです。しかし、これに対する具体策はどこにあるのでしょう。
また、「戦わずして勝つ」軍事力なる主張も理解に苦しむ。ここに新しいアプローチでも見出せるのでしょうか?まさか核武装論に戻るというわけではないですよね。果たして、このような保守論が、現状の自民党にとってどれほど有効なのか、疑義を抱かざるを得ません。
さらに、自民党が公明党との連立から脱却することが必要だとする意見もあります。個人的には、確かにこの提案には引かれるものがあります。ただし、二大保守政党としての形を残した結果として、本当に国の未来がより良いものになるかは未だ不透明です。
繰り返しになりますが、「強い保守政治の継続」とは具体的に何を意味するのか。その実体を探ることこそが肝要なのではないでしょうか?
この問いに対し、皆さんはどう考えるでしょうか?
以下は選んだ優良な意見です:
日本が抱える問題は海外の影響を受けすぎていることです。特に経済や軍事の分野で強い保守政治が必要とされるのは確かですが、その枠を超えた発想が求められる時代に突入しているのではないでしょうか。解決策は、単なる保守だけでなく、革新的な視点を融合させた新たな政治の形であるべきです。
もしも強い保守政治によってアジアの発展途上国並みに日本が成り下がるというなら、それは甚だ危険です。強い保守とは何か、この定義が曖昧なままでは結局、誰もその未来を見据えることはできないでしょう。次の世代に託すためには、現実を直視する責任感が必要です。
保守政治の継続を訴える一方で諸問題に対する具体的なアプローチが薄れていることは、保守派としても見過ごせない問題です。保守であること自体が目的ではなく、その政治によって国際社会の中で日本がどのように自立し、存在感を示していくかが大切なのです。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/b60af925152dab75bbf66096f981c046c5dd20e5,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]