個人的な観点から言えば、参政党の候補者がロシアの通信社「スプートニク」のインタビューを受けた件は、単に「末端の職員が勝手にやった」という言い訳で済まされるものではない。最も重要なことを見逃している気がする。何故、日本の政治家が危機感もなく、ロシアのプロパガンダメディアに出演することを決めたのか?これはただの偶然か、意図的なのか。彼らは自身の主張を様々なメディアを通じて広める権利があるが、そのプラットフォームの選択には慎重であるべきだ。他の媒体では問題とならないことが、ロシア国営メディアでは波紋を呼ぶのも当然だろう。偏りあるメディアによる情報操作が多発する中で、このような無分別な行動が国民の信頼を失わせる危機を招くのは間違いない。
では、候補者本人がインタビューの場に立ち続けるべきか、それとも党の方針に従ってすべての発言を制限されるべきか。このジレンマは、政治の自由な表現を守るための必要悪なのか、それとも日本の政治の透明性を壊す事態なのか。いよいよ選挙が佳境に入る今、われわれはどのような態度を取るべきなのか。
【注目のコメント】
「末端職員を切るなんてナンセンス。候補者自身がメディアの特性を理解し、戦略的に行動すべきだった。
もっと問い詰めるべきなのは党首が責任をどう取るかだ。」
「ロシアメディアで何が悪いのか?むしろ世界の視点を広げる意味で、新たな情報源になる価値がある。ただ、その情報をどう使うかは慎重であるべきと思う。」
「4000万円がロシアのプロパガンダ業者に流れるって話、本当にしっかり説明してもらわなきゃ。自分はこの政党を支持するかどうか、まだ分からないけど、透明性は最低限求めたい。」
「言論の自由を守ることが大事なのか、それともこういったメディアとの関わりで失われる可能性のある信頼を優先すべきなのか。これからの政治を考える上での課題だと思う。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/37dfd9d408a4c49c8f05078d87e93dc783009a97,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]