さて、このABEMAの特集、正直どう感じましたか?まずは数字を見てみると230万再生という驚異的な反響。しかし、根底にある問題が浮き彫りになることはない。獄中結婚、顔出し、そして彼女に降りかかった不幸の数々…それが興味本位の眼差しで消費され、次の話題へと移る。その反響が翼さんの体調悪化を引き起こしたことも無視できないが、反響の大きさが問題の本質を改善するわけではない。
障害者支援の現場には、理想と現実との間に深い溝が広がっています。コメント欄を見ると職員たちの窮状が明確です。暴力や暴言に耐え、報酬は乏しく、支援の希望は薄れていく。しかしそれが優生思想と結びつくことがあってはならないのです。
この事件は、多くの人に“なぜ”を問いかけるきっかけになった。しかし実際には多くの打算と矛盾のいたちごっごの結果がもたらされているのではないか?より良い福祉制度を作り、支援者を守るためにすべきことがあるはずです。
この複雑な問題に向き合うには、ただ視聴数を増やすだけでは足りないのです。
いつか、こうした事件が本当の社会変革へと繋がるのでしょうか。あるいは、ただのエンターテインメントとして消費され続けるのでしょうか?
優良コメント:
1.「重大事件を起こすと人が寄ってくるのは何なんでしょうか。普通の人間はただ周囲と同化しているだけで、重大な事件を起こすと接点を欲しいとすら思う人が出てくる。驚きしかないですね。」
2.「私は障害者施設で働いています。暴力を受けることもあるが、報酬はこれで良いのだろうか。施設の職員を守ってくれる人はいない。社会も変わらない。現場の過酷さを見て欲しい。」
3.「障害者支援の難しさは誰の目にも明らか。私には彼らを殺したくなるより、自殺したくなる方が理解できる。」
4.「福祉職なんて誰もやりたくない。報酬改定があれば何とかなるかもしれないが、そんなことを望むのは甘すぎるのか。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/3632081dd4edda263edf13cd8a18334e9158aab2,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]