さて、ウインカーを出す理由が分からないという珍妙な主張が話題になったその愚問。右左折時のウインカー点灯は、道路交通法で定められており、周囲の車両や歩行者に対して自らの意図を伝える基本的なマナーです。それを「デメリット」と捉えることで運転が疎かになると言うのは、まるで傘を閉じると濡れると言っているようなものではありませんか。
ウインカーの役割を「ブレーキランプのようなもの」と認識できないなら、むしろ道路で人に危険を晒す運転をやめるべきでしょう。たとえ道路の上だからといって、日常生活で「後ろに誰かいるかもしれない」感覚を欠いて歩く人はいないはず。このような時には人は自然と意志を位置で伝えるのに、なぜ車に乗るとその基本的な所作を忘れるのでしょうか。
結局のところ、ウインカーは車同士、歩行者、サイクリストといった他交通に対して安心を提供するためのものであり、それに反する提案は論外です。その妄言に茅を掛けたとして、教習所で何を習ったのでしょうか。
もし、ハンドルを回せば自動的にウインカーがつく仕組みが存在するならば、運転の意識をどの方向へ持っていけばよいのでしょうか?両立できないルール無視の運転、あなたは本当にそれを望んでいますか?
最後に、以下のコメントに目を通し、この議論の一端を考えてみるのはいかがでしょうか:
ウインカーって、運転している者がこれからの自分の行動を、他の運転者に知らしめるためのものですよね。その為に道交法で定められています。ある意味事故になった場合、ウィンカーを出していなかったことがわかれば保険の過失割合も変わるし、違反の処分も増えるでしょう。
ウィンカーを出さずに動いてしまうと、他の車には予想だにしない動きになるので、周りの車はぶつかったりしないように焦ります。こうしたことも運転手が事故を避けるために必要なことですよ。
ウインカー出さない、出すのが遅い、これは本当に多いですよね。何のためのウインカーか理解していない人が多い。事故を巻き込みたくないならドラレコ必須です。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/55fc8a68e5ec5beae4a9c33f5684fb9c20737e9f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]