新庄剛志監督の采配は確かに興味深いものがあります。完投を大好物だなんて、まるで食べ物の話をしているかのように楽しんでいる様子が面白い。しかし、その裏には少し気になることもあります。「成長成長、行かせようって」と言うけれど、それがただの無理強いになっていないのか。選手の信頼を引き出し、勝利を掴み取るのは監督の手腕にかかっている。本当に選手自身が「楽しんでいる」のか、その真偽をファンはどう見れば良いのでしょう。

選手たちの奮闘も素晴らしいですが、この一見無謀とも思える完投主義が果たして長期的に見て良策なのか、その成果はまだ完全には見えてこないかもしれません。怪我のリスクや疲労もある中で、ストレスを楽しさに変えるという新庄監督の手法は、選手の将来にどのような影響を与えるのか。

監督新庄が批判も受けずにひたすらそのスタイルで突き進むことができるのか、それともどこかでバランスを調整する必要が出てくるのか。選手の成長と勝利の連続の快感、その二者をどちらか選ばなければならないとしたら、あなたならどうする？

「新庄監督は就任時から着々とチームを構築してきた。この結果は当然かもしれないが、私には選手が何に惹かれてその指導に従っているのかが不思議。

完投の経験が重要というけれど、リスクがないわけじゃない。どうしてそれが推奨されるのか。監督のキャラクターの部分もあるが、戦術面は一部ノスタルジアを感じる。」

「日ハムの完投数を見ると、やはり普通のチームとは違う軸がある。単に目の前の試合だけでなく、未来を見据えた戦略の一環として捉えられているのではないか。しかし、それによってどこまで伸びるかは未知数。でも、この考え方は他のチームにとって学ぶべきところもあるのでは。大胆さと慎重さのバランスをうまく取り入れてほしい。」

「今の日ハムは投手陣の若さと勢いがあっていいですね。しかし、新庄監督の面白さにばかり目を向けているとその裏側のリスクを見逃してしまうかも。こんなに選手が充実しているのは一時的なのか、それともこの先も揺るがないのか。強いからこそ見えない問題が隠れていないか、ファンは応援するだけでいいのかを考えるべき。」