藤浪晋太郎の入団会見を見て、正直、思わず笑ってしまった。いや、それが悪い意味での笑いじゃない。むしろ、「熱」という言葉を何度も耳にするたびに、その裏にある現実と期待の矛盾にクスっときただけだ。まず最初に言いたいのは、「情熱」だけで優勝はできないってことだ。もちろん、モチベーションは大切だが、その背後にある具体的な戦略や計画なしでは、単なる空回りになりかねない。
「藤浪選手が必要」との声を数多くいただいたというが、それならば、なぜもっと早く対応しなかったのか。やっとリストにあることを告白したが、リストにあるだけで実際にどう活かされるのか、それが問題だ。藤浪選手自身も「情熱に応えたい」と力説していたが、背水の陣で挑む彼から本物の結果を求めたいところである。
そして、「心機一転頑張ろう」という言葉。聞こえはいいが、それを何度も繰り返す選手がどれだけいることか。努力は結果に繋がらなければ意味がない。そして、その努力のプロセスが、単なる口約束で終わらずに本当に実行されるのかどうかが重要だ。若い選手に背中を見せるという決意表明にも拍手を送りたいが、背中で語れるのは結果を出した者だけ。若い選手たちが憧れるのは、単なる「背中」ではなく、栄光を手にした背中なのだ。
最終的に、この新たな挑戦が本当に実を結ぶのか。結果として響くのは、情熱ではなく現実の数字である。だからこそ、今後の藤浪選手のプレーに注目したい。「言葉」は風のように流れるが、「行動」はその跡をしっかりと残すものだ。
ネットからのコメント
1、最初は阪神ファンも拍手で迎えてくれるでしょう。しかし、1球でもあのボールを投げれば、全ての阪神ファンを敵にまわす事になるだろう。どちらにしても、今の阪神では出番も居場所も無さそうだから、この選択で良かったのでは?
2、良い選択をしたと思う。他社の報道では今オフで再びメジャーへ挑戦する事を目指しているらしいし、戦力に大きな穴のない阪神でアピールすることは難しい。阪神的には飼い殺しにしても興行的な利益やライバルの戦力強化を防ぐメリットはあるでしょうが、藤浪投手自身にとって良くない。阪神もそれを理解して、最初から声をかけなかったのだと思います。これで某マイナー帰りの投手のような扱いも受けないでしょうからね。是非阪神以外で活躍して再度メジャーの切符を手に入れて欲しい。
3、藤浪は死球が多いから阪神の選手は気をつけないといけない。特に森下、佐藤、近本には絶対にぶつられないよう。藤浪登板日は予防的対策を前もって取るよう藤川監督は考えないといけない。
4、阪神ファンですが、残りの野球人生悔いないようにやってほしい。どの道何処かで1軍昇格はあるかもしれないが、デスボールだけはどの球団の打者にぶつけない様に頼む。
それが最低限プロとしての投手。打者も選手人生がかかっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/3e650d81e45e15e74a6c0cf89ebc140b4756fc19,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]