青木香奈子さんの週刊誌報道の一件に対して、みんな思ったはず。「これって本当に報道するほどのこと？」。彼女が心配したように、なんでもないことが記事になってしまう現代の風潮には驚きを隠せない。週刊誌の内容を確認して「あの程度のこと…」という彼女の反応が、まさにこの社会の噛み合わない部分を象徴している。私たちは、こうした無益な騒動に触れるたび、何かのマシンガンに弾かれている気分にさせられる。

さらに、彼女が急遽オフとなった日にネイルへ行ったという話。これに関しても、「これが何か問題？」と思った人も多いだろう。彼女はプロゴルファーである。ゴルフに集中するためのリラックス方法としてネイルに行くことは、健康的な自己管理にすぎない。むしろ、彼女のようにプレッシャーの中で戦う人々は、自分のための時間を設けることが必要なのだ。

そして何より無観客開催の空虚さを感じる部分。スポーツの本質は観客との共鳴であって、プロ選手は彼らの存在によってこそ最高のパフォーマンスを発揮する。青木さん自身の言葉を借りれば、「ファンがいないゴルフは、音楽のないダンスのよう」。この言葉に、スポーツの心が詰まっている。

さて、この一件は彼女のメディアとの付き合い方にも苦々しさを残しただろう。

私たちに求められているのは、何が本当に価値のある情報かを見極める力だろう。「情報の渦に巻かれず、己の目で真実を見極める」。これが現代の賢者の生き方ではないだろうか？

ネットからのコメント

1、フライデーとかそういう週刊誌って、がんばってる人に迷惑を掛けて存在意義があるのだろうか。お金になると思ったら何でも記事にするんだろうけど、くだらない記事なんて出さないで、もっと人々の生活に関わり、関心のある政治家の悪事を暴いていけばいいのに、、と思います。青木香奈子選手へのダメージが最小限で済んで良かったです！ツアーでの活躍を期待しています。

2、年商10億程度の零細に近い小規模事業者のオヤジが女子プロゴルファーに入れ込んでいるのを聞いて従業員たちは何を思うのだろうか、ボーナスは貰ったのだろうかとか、社長としてしっかり仕事をしているだろうかとか、会社の経費に手を付けていないのだろうかとかと極めて余計な心配をしてしまいました。すみません。

3、パトロンがいる事は結構知られていたと思うが、お付き合いしてるとなると美談っぽく言われていただけに興冷めだな。次のスポンサー契約にかなり影響しそう。いっぱしの活躍するしか無いね。

4、本人はすぐに対応していたが、でもやはり17歳年上、、足長おじさんが彼氏になるとはなんであろうと応援テンション下がりました。こんな事書くと又ブーイングされそう。