孫の映像見返しって、どれだけ「どん底」まで私たちを引きずり込むのか。もちろん、京アニ事件自体は痛ましい悲劇だ。しかし、祖母の嘆きを記事にすることで我々読み手に何を期待しているのか。「泣いて感動すること」には限界がある。そう簡単に涙腺を刺激する手法は、もはや読者を抱きしめるどころか、その疲れた心に重荷を増やすだけである。
「貴方も同じことを味わったらどうしますか?」という問いかけは、この物語の中で何度も見える。しかし、これによって描かれるのは感情の消耗戦。その擦れた感情に付け入るのではなく、むしろ「その時、私たちには何ができたのか」を問うことが重要なのではないでしょうか。
悲劇は忘れられることではなく、私たちの行動で癒されるべきもの。萌さんの声を代わりに届けるかのように、筑えていく社会の絆こそ我々に求められる反応です。これは単なる個人的な悲しみの物語ではなく、未来のために私たちが如何に変わるべきかを示すバロメーターなのです。
ネットからのコメント
1、本当にあの悲惨な事件は何年たっても忘れないと思います。この事件に何も関係がない自分でもこの事件のことを知ったときとても胸が苦しくなりましたが、ご遺族の方々はそれよりも何倍も苦しい、辛い思いをしたと思います。
しかも愛する孫を。36人もの人が一瞬にして亡くなったこの事件を何年経っても後世に伝えていかないといけないと思います。ご遺族の方々心からお悔やみ申し上げます。
2、「日常」に続くあらゐけいいち氏原作の今期アニメ「CITY THE ANIMATION」の高い作画クオリティに、やっぱり京アニって凄いよなと感動しつつ毎週の放送を楽しみにしています。オープニングの「京都アニメーション」の文字から、あの痛ましい放火殺人事件を連想してしまっていたところに、この報道。忘れてはいけない。そしてファンとしてはしっかりと京都アニメーションを応援していきたい、と思いました。
3、過去最悪レベルの大量殺人事件であり、当時のニュースは今でも鮮明に覚えています。日本のアニメ業界の未来を担う若い方々が大勢亡くなり、悔しくて涙が止まりませんでした。犯人は死刑判決が確定しましたが、1日でも早い死刑執行をお願いしたいです。改めて、この事件で亡くなられた全ての方々のご冥福を心よりお祈り致します。
4、仕事中に友達からラインが来て、小火程度かなとテレビをつけたら衝撃の映像が目に飛び込んできて絶句したのを覚えています。それからは毎日生存者の情報を必死に探していました。響け!ユーフォニアムの大ファンなのですが、池田晶子さん、武本康弘さん、西屋太志さんをはじめとして作品に多大なる命を宿してくださったスタッフの訃報に対して表しようがない悲しみを感じました。
恨み憎むのも体力を使い疲れるものです。犯人には粛々と罰を受けてもらい、京都アニメーションのスタッフと親族には安らかな日々が戻ることを祈念します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/95c703bf6c15fb3ee96ece96c19c1f82623b14b6,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]