政治家の口から飛び出す「治安が悪くなる」というその言葉、まるで古びたポップコーンのように軽くて薄っぺらい。選択的夫婦別姓が「治安を悪化させる」とは、一体どこの誰が得をする台本なのだろうか？「根拠のない主張」は、恐怖を煽るための無責任な道具に過ぎない。

まず、選択的夫婦別姓が何を目指すのか、その本質を見てみよう。それは単なる個人のアイデンティティと自由を尊重することに過ぎない。ルーツや家族関係がわかりにくくなるというのは全くの誤解で、むしろ名前が変わらなければ戸籍はよりシンプルになるはずだ。「苗字が違うだけで何故か凶悪犯になる」この理屈、もう少し現実的になってみてはいかがか。

国際的に見ても、選択的夫婦別姓が治安に影響を与えるという統計的根拠はゼロ。世界の多くの国で既に導入され、特に問題視されることもない。にもかかわらず、なぜか日本だけが特例のように扱われている。「恐れの壁を作って進歩を阻む」そんな考え方はもう捨てるべき時だ。

最後に問いたい。このまま議論を引き伸ばすことで誰が得をするのか？何もしないのではなく、何かを変える勇気を持つことこそ、それが真の治安の維持だ。

ネットからのコメント

1、選択的夫婦別姓を導入する事で日本の治安が悪くなる根拠はないでしょうが役場や企業において混乱が生じる可能性はあると思います。

また、選択的夫婦別姓をどうしても導入する要素も良く分からないので現行のままで問題ないと思います。それに今の政治には、国民困窮について力を入れて欲しいですし。

2、外免切り替えと同じ構図にならないか心配ではある外国籍の方との婚姻の繰りかえしをして日本国籍を容易に取得し易くなるとか勝手に利用されないようにしないとそれと選択的夫婦別姓でよく出てくるのは事実婚の二人が多い子供のいるカップルはいるのかいたとして子供の姓をどうしてるのかの話を聞いた事がないやっぱりどうしても古い人間と言われようと選択的夫婦別姓には家族の絆は感じられない選択的夫婦同姓でいいのではないかと思う

3、専門家に聞くって、この「一般社団法人あすには」って別姓を進めているところ。そこに聞けば、当然のことながら別姓反対派に対しては厳しい意見を言うよね。これこそ「世論誘導」だし、「ミスリード」じゃないの。それに「別姓を理由に治安が悪くなった国というのは一つもない」と言っているが、治安が悪くなった国はいくらでもある。そして、その理由なんてわからない、別姓かもしれない、経済悪化かもしれない、移民かもしれない、、、まさか別姓導入し１～２年で治安が悪くなってないから別姓は関係ないって言わないよね。こういったものは、10年、20年といった単位で影響がでてくるものだよ。ま、全ては専門家と称する導入推進派だけに聞いたのが間違い。

4、夫婦別姓が当たり前になったら、そのお子さんの名字はどうなるのか気になります。どちらかの姓を選択するのであれば、万が一離婚することを考えたら、親権も産まれた時に考えてあげた方が混乱しないかもしれませんね。大人の都合だけで、子どもが振り回されないよう、しっかりと先を見据えて、制度を整えていっていただければ幸いです。