「言いたいことが言えない世の中じゃ、ポイズン」とはかの名曲の一節だが、このニュースを読み進めるとまさにその感覚が襲ってくる。選挙演説の時間や場所を巡るやり取りに、こんなに多くの丁寧な言葉が費やされるとはなんとも皮肉なものだ。選挙活動を通じて有権者に伝えるべきは、果たしてこのような形式上の調整が優先されるべきなのか。安野さんの対応は賞賛されているが、ここで本当に称賛すべきは「シゴデキ」対応そのものなのか、それともこの対応を余儀なくされる選挙文化そのものなのか。石丸さんの東京駅への「非常に思い入れのある場所」という主張がまるで個人のリサイタルの場所選びのように感じられる。
**「重要なのは場所ではなく、そこで交わされる言葉だ」**と思わず言いたくなるが、このやり取りの中で聞こえてくるのは調整の話のみ。ひろゆき氏の「じゃんけんで負けた方が赤羽駅」という提案も、それ自体は洒落ているが、本質的には演説の目的を見失ってはいないかと問いたい。政治とは、妥協のアートであるべきか、それとも人々の心に響くメッセージであるべきか、今一度考える必要がある。
ネットからのコメント
1、まあちょっと図々しい気もするけど、あくまでお願いだし、叩くほどのものでもないと思う。
結果的には安野氏の株を上げるだけになっちゃったけど、支持者同士での対立が色んなところで先鋭化してる選挙だから、こういう平和な話題があっても良いと思う。
2、安野さん石丸さん、賛否両論ありますが間違いなく日本の政治に新しい風を吹かせてくれ、若者だけでなく中高年の私たちにも希望を与えてくださいました。どんどん変えていって欲しいです。個人的には雨龍さんらも、応援しています。
3、安野って人、対応が無駄がなく鮮やか。普通なら「無理です」で突っぱねてもいいようなところ、一旦は受け入れる姿勢を見せて対立を避けつつも「事前に伝えてるはずですよ」っていう主張もちゃんとしてる。結果、相手を退けさせたんだから、人を動かす伝え方を心得てる人なんだろうね。
4、選択肢の幅を広げる為にも各ベンチャー政党に1議席ずつでも獲ってほしいけど、厳しいだろうな。特に石丸さんはポピュリズムに迎合しなさすぎだし、他党に政策パクられたというか被せられたというか、独自色まで失いつつある。有能な人達なのに勿体ないよ。某番組に某メダリストが出演してたけど、国会の答弁みたいなことしか言わなくて全く魅力を感じなかった、ああいうのが議席埋めるくらいならちゃんと仕事ができる人を国会に送った方が良いのに理不尽だなと思うよ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/2527d028e7055f4a0213cbcc43bcea20ef056c4d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]