日本の政治界に「共産党」と聞いて、無関心ではいられない。共産党はどこかの古い辞書から抜き取られた言葉のように、歴史的な重みを持つ。しかし、その実態はどうなのか。このインタビューを見て、鋭い質問よりも、回答の冷静さに驚いた。太田光さんの質問は、まるで歴史教育を受けたばかりの学生のようだ。しかし、それに対する田村智子委員長の返答は、まるで事実の教科書を手に取るかのように冷静で正確。ここにこそ、政治のプロフェッショナリズムが見える。
それにしても、「昭和40年でしょ?よく共産党入りましたね」との突っ込みには、笑わざるを得ない。まるで時代錯誤のジョークだが、それが現代の日本における共産党のイメージを表しているようにも思える。若い人たちの白紙状態のイメージは、共産党にとっては逆にチャンスかもしれない。歴史の重みを背負った党が、新しいイメージを構築することは可能なのだろうか。
結局のところ、「共産党ってなんなの?」と問い続ける姿勢が必要だ。この問いかけが、私たちの未来を照らす一歩になり得るのだ。果たして次に来るのは、過去の重荷か、新たな時代の風か。
ネットからのコメント
1、ロシア革命後の選挙でボルシェヴィキは負けたにも関わらず、暴力で独裁国家を作り上げました。
だからこそまともな一部のロシア人(赤くないという意味で白系ロシア人と呼ばれる)は世界中に亡命、日本にもスタルヒン投手やお菓子のモロゾフなどが逃れてきています。ソ連が正当な手続きを経ていないからこそ、日本を含め各国はシベリア出兵までしました。共産主義者にとって、目的のためならいかなる暴力も許されるのです。
2、この太田が聞くTBSのシリーズ、なかなかに面白い。共産党には暴力革命、国民民主には山尾の件、参政党には憲法、などをしつこくしつこく聞いている。コメント欄は、どの動画でも各党の支持者が太田批判をしているが、聞かれたくないことを聞いたときの反応や返し方で、本音や人柄が見えてくる。各政党が発信したいことはもう散々にやっているので、痛いところを突くこういう企画もアリだと思った。
3、「民主集中制」という名の「専制体制」はやめた方がいいですね。党内で自由にものが言えない政党が「自由と民主主義」を語っても説得力がありません。若手の山添、吉良氏を中心にした開かれた政党にしないと社会党の二の舞いになりますよ。すでにその徴候はでているとおもいます。
4、なんにせよ、かつて暴力革命を目指して実際に党員がリンチ事件や殺人事件を起こし、今日現在も公安調査庁に破防法に基づく監視団体に指定されている。いかにまともなことを言っていても、そんな政党に投票する気にはならない。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f0f2b4676e4bb1062dfe08c652e497ca42369e75,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]