西武池袋本店からエルメスが撤退するというニュースを聞いた瞬間、頭の中でアラームが鳴り響いた。これってただの「店舗改装」って話じゃないだろう。まるで百貨店が今、暗黒舞踏を踊り始めたようなものだ。百貨店がディスコみたいに輝かしい時代が過ぎ去り、今は家電店がそのスペースを奪うって話は、何とも寂しい響きがする。そして、ここにエルメスが加わらないということは、この流れに一層のベールを掛けているような気がしてならない。かつて、堤清二氏がエルメスを日本に持ってきたその瞬間は、まるで洋服を着ていた日本が、突然お洒落なジャケットを羽織り始めた時代だったのに。
「ラグジュアリー」を切り捨てるという選択が何をもたらすか、これは単なる経済的な話を超えている。百貨店がラグジュアリーブランドとともに築き上げた歴史が消えるその瞬間、私たちは何を失うのかを考えざるをえない。文化や価値観、そしてその夢に投資してきた人々の思い出まで失われるかもしれない。そして最後に問うべきは、ラグジュアリーを素通りするこの流れで、どんな未来が待っているのか、百貨店が家電に侵食されるその背後に潜む新しい物語が何であるかを探るべきだ。失ったものの価値を見直すことこそが、未来をより豊かにする最初の一歩だ。
ネットからのコメント
1、池袋自体は栄えている。が、やはり新宿渋谷又は地価の高い港区や銀座とは異なり富裕層は少ない庶民的な感じが強いね。新宿歌舞伎町より大分良いとは思うが、全体で見ると少し治安やイメージも悪い池袋を歩いている人の半数以上は埼玉県民と言われる程に埼玉から各社乗り入れアクセスが良いけどね。
2、きっと、エルメス側に不利な条件出され、それで退店になったのでは。取締役でLVMH出身者もいるようですし、ディオールビューティが系列3店舗出店しているので、系列で固めたい意向があったのでは。
3、今までは、百貨店ということで、出店していたと思いますが、これから量販店が入ってきたら、ブランドイメージが一気に下がります。それを避けたかったんでしょうね。それと、以前と比べて、ここの池袋は競争力がなくなってますね。インバウンドが爆発的な威力を持ってるので、もっぱら銀座とかの倍力がすごくて、どうしても見劣りしますね
4、フロア面積は半分でもバックヤードの使用はかなり制限されたんですよ。トイレまでヨドバシ側は一切使用禁止になりトイレの使用はごく一部にかぎられました。ヨドバシは立地が欲しいだけで西武はいらないんですよ。出来れば無くしたいのがヨドバシの本音です。エルメス、ヴィトン、カルティエ等ヨドバシは最初から必要としてません。ヨドバシ側からしたら嬉しいと思いますよ
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/09ebf789df0a41655011e042c5828a871f842a12,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]