斎藤知事の新たな疑惑の渦中、また一つ異様な出来事が我々を驚かせた。元西播磨県民局長の遺族が、200時間分の給与相当額を自主返納するというこの出来事、まるで正義を実行した者が罰せられる世界の縮図のようだ。だが、ここで大事なのは、“何を守るために返納したのか”という点だ。
職務中に告発文書を作成したことで公務員の“職務専念義務違反”とされたが、考えてみれば、これこそが組織体制の闇を映し出す鏡ではないのか。正義のために動く姿勢が、現実の中で如何にして歪められたのか。「告発の代償」とは組織の保身欲求に他ならない。
さらに奇妙なのは、住民訴訟が長期になることを遺族が望まぬとして自主返納したことだ。この行動が示すのは、組織や個人の“戦い疲れ”だろう。だが、この選択肢は一体どれほどの人々が見守っていたであろうか。「正しさ」に疲弊する社会は何を映しているのか。
この一連の事象から浮かび上がるのは、組織の冷淡さと、告発者家族の苦渋に満ちた選択だ。果たして、強者に立ち向かう小さき者たちにとって、どんな未来が待ち受けているのか。こうした状況で、真に我々が失っているものは何なのか、それが問われる時代が来ているに違いない。
ネットからのコメント
1、3月のものも4月のものも、同じように公益通報としての文書で、配布先は違えども、ちゃんとした体をなしていた元県民局長のものと。斎藤知事が言っているだけの「わいせつな文書を仕事中に書いていた」と言うものを。どちらを信じるかと言うだけの話ですよね。元県民局長の場合にはほとんど社会的に非は認められない。一方斎藤知事は、誰も見ていないことをいいことに、元県民局長を8時間以上も監禁し、証拠隠滅を図った可能性がある。そのどちらを信じるかというのが、今回の事なのだと思います。この住民監査は、一日に換算すると5分にも満たない事に対して、給与の返還を求めた、これについて、いったいどこに社会的正義があるのか?その斎藤知事が言う「わいせつな文書」をこの住民たちは見たのか?ということですよね。
2、「県の住民」の正体をマスコミは調べて明らかにするべき。あまりにも不公平な手続きが公然と行なわれていることに腹が立ってしょうがない。
3、ヤフコメの上位に斎藤擁護派のおかしなコメントが溢れていて草生えるわ。ご遺族は認めたのではなく、裁判を続けることが嫌で金を払うことで収束させたかっただけでしょう。給与返還を求めた連中とその返納された金を受け取った県の人間性や見識を疑う。
4、Xでは斎藤支持者だった人のほとんどが示し合わせたかのように、いきなり兵庫にやってきたあの人とその政党の応援に転じ空中戦を繰り広げている「あーそういうことだったんだな」と後から気付く今回、住民訴訟を起こした団体の代表も斎藤知事の強力な支持者と繋がりがある人Xでは支持者や関係者が大体こんな感じの書き込みをしています•兵庫の民の民度を信じます•兵庫は斎藤知事を再選させた民度の高い県•斎藤知事を守るため○○が必要報道関係者は一度、斎藤知事に関連して出来た数個のグループとその実態を調べたらいかがでしょうか?この記事はMBSということは「報道特集」ですね検討を祈ります
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d81bc043025e193c2500d64b9fb8db0aab29600d,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]